公益財団法人日本バスケットボール協会

　3月10日(土)、11日(日)の2日間にわたり、愛知県名古屋市にて「平成23年度全国バスケットボールコーチクリニック【東海会場】」を開催しました。

　3月10日(土)の第1部では、富樫英樹氏が「FIBA ASIA U-16バスケットボール選手権大会を終えて～U-16世代のアジアの現状、日本の現状～」というテーマで、FIBA ASIA U-16大会に向けて準備した状況や参加した各国の様子などについて話しました。
　第2部では、佐藤智信氏が「ユニバーシアード競技大会を終えて～大学女子選手の課題～」というテーマで、ユニバーシアード大会に向けて準備したアーリーオフェンスについて大学生をモデルにして実技講習しました。
　第3部では、サッカーなでしこジャパンフィジカルコーチの広瀬統一氏が「育成年代フィジカルのコンディショニング」というテーマで中学生をモデルにしてフィジカルトレーニングの実技講習をしました。

　また、3月11日(日)の第1部では、杉浦裕司氏が「ジュニア世代の育成事情～愛知県・東海地区の事例～」をテーマに愛知県におけるジュニアクラブチームの活動状況などについて話しました。
　第2部では、第1日目(10日)に引き続いて広瀬統一氏に登場していただき「ジュニア世代指導について～サッカーの事例～」をテーマにサッカーの育成環境について話していただきました。
　第3部では、富樫英樹氏、佐藤智信氏、広瀬統一氏、杉浦裕司氏、森山恭行氏をパネリスト、倉石平氏をファシリテーターとして、ミニバス・ジュニア世代の指導についてパネルディスカッションが行われ、ジュニア世代における環境整備の課題や解決策について熱い議論が交わされました。

　お集まりいただいた受講者の皆さん、また開催にあたってご協力いただいた地元関係者・スタッフの皆さん、ありがとうございました。

　このように、JBAでは、これからも日本のバスケットボール指導者の資質と指導力の向上につながる、指導者養成事業を展開していきたいと考えております。今後とも皆様のご理解･ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。