【レポート】 萩原美樹子氏(強化副委員長/女子日本代表 強化部会長)が今夏の女子日本代表の活動を総括 | 公益財団法人日本バスケットボール協会

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日本代表 【レポート】 萩原美樹子氏(強化副委員長/女子日本代表 強化部会長)が今夏の女子日本代表の活動を総括

2026年11月4日

10月22日(木)、バスケットボール女子日本代表の萩原 美樹子強化副委員長(女子日本代表 強化委員会部会長)が、今夏の代表活動についてのメディアブリーフィングを行いました。

『FIBA 女子バスケットボールワールドカップ 2026』では、準々決勝進出決定戦に敗れて12位となり、目標のベスト8には届きませんでした。萩原強化副委員長は、大会をこう総括します。

「日本の最大命題であるサイズのなさをいかに解消するか。これはワールドカップに限らず常に課題となります。女子代表強化部会としてはスイッチカウンターとリバウンドの強化、ポストディフェンスの3つを課題として挙げて、コーリー・ゲインズヘッドコーチにも取り組んでいただきました。新たに出てきたのは日本の強みである3Pシュートを潰された時に、どうやって解決するか。その方策としてスクリーンのリード&リアクト、スクリーンに対するIQをいかに上げるかも課題になります。あとはもっとコーリーHCがやりたいことをしっかり遂行すること。やりたいことは分かったので、それをもっと厳密に遂行していけるよう代表合宿期間を過ごすべきという意見が出ました」

今後については、コーリー・ゲインズヘッドコーチの続投が決定。「10月19日に女子代表強化部会で大会の報告を受け、内容を総括しています。それを受けて代表ダイレクターと協議し、今後のチームについて、スタッフの体制を決めていきます」と萩原強化副委員長は話します。

「まずは2028年のオリンピック出場権を得るのが最大の狙い」としつつも、自国開催となる次のワールドカップに向けた強化を同時並行で押し進めていくことが強調されました。

「2030年に日本で開催される女子ワールドカップは、女子バスケ界では、これをきっかけに女子バスケも盛り上がっていく大会と位置付けていますので、2028年の先もしっかり強化を続けていきます。」

そして、若手中心のメンバーで戦った『第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)』の意義にも触れられました。「いわゆるNEXT世代で代表チームを編成して、国際大会を戦い抜いたということは、2030年のワールドカップに向けた強化の大きな布石になりました。多くの観客の皆さんを前に、非常に大きなアリーナで日の丸を背負ってしっかり戦い、国際ゲームでの経験値を積むことができたことは最大の収穫です。2028年に向けた強化と同時並行で、この世代を育てていきます。」

アジア競技大会で個人的に印象に残った選手として萩原強化副委員長が名前を挙げたのが、大脇晴選手と田中平和選手でした。「決勝でしんどい中でしっかり得点に絡んだ大脇選手。それからサイズが厳しいと再三言っている中での田中選手。外のシュートもあり、リバウンドの面でも大神雄子ヘッドコーチが助かったとおっしゃっていました。」

また、『FIBA U18 女子アジアカップ 2026』では女子U18日本代表が2018年大会以来となる準優勝という結果を残しました。萩原強化副委員長は「今年のU18の選手は、国際ゲームの経験が少なかった世代です。その世代の子たちが、大会中にしっかりアジャストをして結果を持ち帰ったことは非常に評価できます」と称えるとともに、今年7月に行われた『FIBA U17 女子バスケットボールワールドカップ 2026』からの成長についても触れました。

「U17とU18の間でビッグマンの使い方など戦い方を変えたところが見られました。当然、選手構成が違うので戦い方は変えるのですが、その中でも竹内みや選手を中心にしっかりとガードを生かす戦い方をして、それがある程度の成果を見せたところはあったかと思います。」