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【大会レポート】女子日本代表『第20回アジア競技大会 (2026/愛知・名古屋)』日本 89-67 フィリピン|予選3連勝で決勝トーナメントへ「誰が出ても同じバスケットができるのが強み」

2026年9月23日

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『第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)』を戦っている女子日本代表チームは、9月17日(水)にホンコン・チャイナ、20日(日)にカザフスタン、22日(火・休)にフィリピンとグループフェーズB(予選)で3戦全勝。グループB・1位で決勝トーナメントへとコマを進めました。

「日本はディフェンスのチームだということが証明できたと思います。」

 グループフェーズ第2戦のカザフスタン戦後に大神雄子ヘッドコーチが語ったように、初戦のホンコン・チャイナ、続くカザフスタン戦とフルコートのディフェンスを披露した女子日本代表は、相手のミスを誘発。そこでボールを奪ってからの速い攻めで初戦ホンコン・チャイナには114-37、第2戦カザフスタンには88-23と連勝を飾りました。

 特にカザフスタン戦では相手のターンオーバーが35。これについて大神ヘッドコーチは「今日はシュートを打ち切っていてもなかなか決まらない時間帯がありました。でも、今日のテーマはリバウンドとディスラプト(混乱)でしたので、シュート云々ではなく、ディフェンスにしっかりフォーカスした結果、35のターンオーバーと23失点につながったと思います。」と語ります。また、カザフスタンに対して高さでは劣りましたが「大きい相手にオフェンスリバウンドを5本に抑えたことも一つ評価するところで自信につながりました。」とリバウンドでの選手たちの頑張りも称えました。

 さらに、カザフスタン戦は天皇皇后両陛下が観戦。天覧試合について大神ヘッドコーチは、「日本人として感慨深く素晴らしい機会をいただき日本のバスケットボール(界として)の忘れられない日になったと思います。こうした機会を私たち日本代表がどのように次につなげ、(プレーで)体現していくかが一番で、今日の思いを忘れずにこれからタフになっていく決勝トーナメントへとつなげていきたいです」と、感謝の言葉を口にしました。

 そしてグループフェーズの最終戦はフィリピンと対戦。フィリピンは、かつてWリーグの富士通レッドウェーブでWリーグ優勝に導くなど富士通やアイシンウィングスなどで手腕を振るったBTテーブス氏が今年からヘッドコーチに就任しています。日本の女子バスケを良く知る指揮官が相手でしたが、この試合もこれまで同様に日本はディフェンスを武器に主導権を握ります。攻めては3ポイントシュートを確率良く沈めた岡本美優選手など、外角シュートやスティールからの速攻で得点を重ねて52-32と前半を終えて20点のリード。後半には一時停滞した時間帯があったものの、最後までディフェンスと攻撃の手を緩めず、89-67で勝利。グループフェーズを3戦0敗で終えました。

 24日(木)からは決勝トーナメントが始まります。「この大会を通して自分たちがどんなバスケットボールをしたいのかということに一番重きを置いていて、40分間、攻防においてアグレッシブに攻め続けられる集団を目指して合宿からやっています。誰が出ても同じバスケットボールができるという強みを披露したいです」と抱負を語った大神ヘッドコーチ。決勝トーナメントでもこれまでのプレースタイルを大きく変えることなく、むしろ自らのスタイルを貫いて金メダル獲得を目指します。

■木村亜美選手
「(3試合を通して)フルコートのディフェンスからオフェンスの流れに持っていけたことはすごく良かったと思います。自分たちはアグレッシブに40分間戦うことが強みだと思うので、そこは継続してどんな相手でもチャレンジしていきたいです。課題はリバウンドやディフェンスのコミュニケーションミスのところ。そこを修正し、次の試合でどれだけ良い完成度を持って試合できるかが勝敗のカギになると思います。」

■赤木里帆選手
「(グループフェーズの)3試合、(オフェンスでは)1対1で打開できる場面が多かったと思いますが、これからはそんな簡単にはいかないチームと対戦するので、そうなったときに一人ひとりが攻める姿勢も大事ですが、ちょっとしたズレ、良いスクリーンを掛ける、良いスペーシングを取るといったように、誰かにドライブを行かせるなど、見方を生かすような動きがもっともっと必要になってくると思います。」

■岡本美優選手
「(フィリピン戦チーム最多の19得点)第2戦(カザフスタン戦)で自分のシュートアテンプトが少なくて個人的にはすごく悔しかったので、今日の試合はチャンスがあればどんどん打っていこうという気持ちでいました。それが思い切りの良さにつながったと思います。今日、コートに入ったときにたくさんの観客のみなさんがいて、この会場でできることにとてもうれしさを感じました。決勝トーナメントでも日本のみなさんに良いゲームを見てもらい、勇気や感動を与えられるように頑張っていきたいです。」

■舘山萌菜選手
「(フィリピン戦について)ドライブに対する合わせはずっと練習していたので、そこはうまくコートで表現できたと思います。また、(チームとして)1対1で破られたときに、ほかの選手のディフェンスの寄りが少し甘かったのとリバウンドからの失点が多かったので、しっかり全員で守り切ってリバウンドを取り切ること。そこから速い展開に持っていくことは今後も意識していきたいです。」

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