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第27回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2014FIBAワールドカップ アジア地区予選) 第10日目 9位決定戦 ハヤブサジャパンはホンコン・チャイナを79-50で下し、今大会を第9位で終了

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2013年8月10日

初先発出場で、13得点を挙げた#8渡邊 雄太選手

ハヤブサジャパンは最終戦を勝利で飾り、第9位で大会終了

 「第27回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2014FIBAバスケットボールワールドカップ アジア地区予選)」は第10日目。9位決定戦でホンコン・チャイナと対戦したハヤブサジャパン 男子日本代表チームは79-50で勝利し、今大会第9位で全日程を終えました。

 前半は相手にタフショットを打たせる良いディフェンスを見せていたのですが、オフェンスリバウンドを獲られ、この試合もなかなか点数を引き離せません。しかし後半に入ると、徐々に日本らしさが出せたことで点差は離れていき、予選ラウンドでは17点差だったホンコン・チャイナに対し、今回は29点差をつけて勝利。「最後の試合で、自分たちのディフェンスから走ってブレイクを出す我々のスタイルを出すことができました。シュートは入る時と入らない時がある中で、どうやってディフェンスでイニチアシブを取っていくかということを最後に分かってくれたことは良かったです」と、鈴木ヘッドコーチはこの試合の感想を述べました。

 今大会を通じて良いディフェンスをしているにも関わらず、リバウンドを獲られた状況が続いてしまった反省点について、「リバウンドとフィジカルがいつも課題に挙げられますが、やはり単純なプレイがキチンとできること、当たり前のことが当たり前にできる選手が良い選手であり、その点はまだ日本はできておらずしっかり改善していかなければいけないと感じています。フィジカルに対しては骨格の問題もありますが、それ以上に気持ちの面でもっと戦わなければいけません。手を叩いてでもボールを獲るような姿勢が見られず、そこはもっと植え付けていかないとダメです。ボールに対する執着心という当たり前のことを徹底的に行い、妥協しないプレイをしていかなければ勝ち目は絶対にないです」と鈴木ヘッドコーチは話し、この後の改善点を挙げました。

 準々決勝進出が潰えたヨルダン戦の後、「恥だ」と言っていた#10竹内 公輔選手。全日程を終え、「昨年から積み上げたものが今大会で崩れてしまったと思っています。若返りをして2年目の今年は結果が出ず、ヨルダン戦で負けた後に少しでもその悔しさを取り戻すためにも、ほんの少しではありますが、何としても9位になって来年につなげていかなければダメだとチームで話をしました。目標としていた結果には届きませんでしたが、ここで負けた悔しさを絶対に忘れず、所属チームに戻ってそれぞれがレベルアップしていかなければいけません」とコメントを残しました。今大会はこれで終わりますが、それぞれが次につながるべく努力しなければならない日々は続いていきます。

 「大事な試合で一度も出ることができず、ベンチで応援することしかできなかったので、このチームのプラスになることができず、本当に悔しかったです」と話すのは、最終戦で先発出場を果たしたチーム最年少の#8渡邊 雄太選手。「フィリピンも、チャイニーズ・タイペイも、ボロ負けするような力の差は絶対にないと思います。どうしても本番になると相手の方に勢いがあり、なかなか自分たちの流れに持っていけず、そのまま終わる試合が多かったです。全試合が終わった今、このままでは世界に出るのは厳しいと感じています。自分が試合に出られない無力さ、世界を目指していたのに9位で終わってしまった力不足だった部分が本当によく分かりました。これからアメリカに行って自分の技術や精神的にももっともっと磨いて、次の大会では大事な場面で活躍できるように成長したいです」と渡邊選手は話しています。鈴木ヘッドコーチは、「渡邊選手は体は強くありませんがボールをもらったら攻める、引っぱたいてもリバウンドをティップするという気持ちがチームの中で一番ある選手です。今後の日本代表の中心になる選手であり、若くても選ばれるべき選手です」と評価しており、今後に期待が高まる選手であり、その成長が楽しみでもあります。

 2007年に徳島県で開かれたFIBA ASIA選手権大会以来、6年振りに日本代表の指揮を執った鈴木ヘッドコーチ。改めてアジアのバスケットボールはどう見えたのかを伺いました。「10チームほどが強いチームになっています。2007年の北京オリンピック予選以降、各国が帰化選手を入れて強化をしており、チャイニーズ・タイペイも帰化選手を入れたことでいろんなアウトサイドが生きてきています。その10チームは力の差がそんなにあるわけではありませんが、しっかり強化しており、NBA経験者が3人もいる中国でさえ、歯車が狂って勝てなくなったわけです。本当に日本はもっと頑張らないといけません。バスケット界がいがみ合うのではなく、ひとつになって、みんなで応援して、みんなで頑張っていかなければいけないと思います」

 昨年からFIBA ワールドカップの舞台に立つために努力し、強化してきましたが、その目標は達成できませんでした。日本戦はありませんが、FIBA ASIA選手権大会は明日まで続きます。日本が果たせなかったFIBAワールドカップ残り1枠を争う3位決定戦、そしてアジアの頂点を決める決勝戦は、CS放送「フジテレビNEXTライブ・プレミアム」で生中継されます。アジアの熱い戦いをぜひお楽しみください。

 大会中はご声援を送っていただきまして、ありがとうございました。今シーズンからスタートするNBL、9年目を迎えるbjリーグ、そして学生を含め、それぞれで活躍する選手たちの今後の活躍に期待するとともに、もう一度みんなで世界を目指してレベルアップしていかなければなりません。引き続き、各リーグで活躍する選手たちがさらに成長できるよう、叱咤激励をよろしくお願いいたします。

■大会第10日目 8月10日(土) 試合スケジュール
【11位決定戦】 インド ○ 75-65 ● バーレーン
【9位決定戦】 ホンコン・チャイナ ● 50-79 ○ 日本
【5-8位順位決定戦】 中国 ○ 79-76 ● ヨルダン
【準決勝】 イラン ○ 79-60 ● チャイニーズ・タイペイ
【準決勝】
20:30(日本時間21:30)~  フィリピン vs 韓国
【5-8位順位決定戦】
22:30(日本時間23:30)~ カザフスタン vs カタール
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