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日本代表

平成25年度女子ユニバーシアード日本代表チーム 第4次強化合宿開催報告

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2014年2月21日

意識を高く持たせる言葉をかけた萩原 美樹子ヘッドコーチ

積極的なプレイでアピールする内野 智香英選手

 2月19日(水)~21日(金)の期間、20名の女子ユニバーシアード日本代表候補選手を招集し、味の素ナショナルトレーニングセンターにて第4次強化合宿を実施。来年開催されるユニバーシアード競技大会へ向けて、早くもスタートを切りました。

 昨年7月にロシア・カザンで行われた前回大会は、通算3勝3敗ながら16チーム中13位に終わった女子ユニバーシアード日本代表チーム。予選ラウンド最終戦にようやくウクライナに68-66で勝利しましたが1勝2敗、決勝トーナメントの壁を打ち破ることはできませんでした。前回大会から女子ユニバーシアード日本代表を率いる萩原 美樹子ヘッドコーチ(JX日鉱日石エネルギー株式会社)に、大会を経験したことで気づいた点を挙げてもらいました。
 「これまでアンダーカテゴリーのスタッフとして国際大会を経験させていただいてきましたが、その世代とはまた違うということを実感することができました。例えば、ディフェンスでPGにプレッシャーをかければ、少しは崩れるのがアンダーカテゴリーでしたが、やはり大学生として経験値を積んだ選手たちはそう簡単にはいきませんでした。また、ユニバーシアードならではの予選リーグを戦い方を知るとともに、その難しさも実際に経験することもできました。次回大会へ向けて、これらの経験を生かして更なる強化を進めていきます」

 一次合宿の目的として、「選考合宿なので、まずは自分の持てる力や長所を出すこと」を萩原ヘッドコーチは選手たちに伝え、合宿は始まりました。全ての女子日本代表カテゴリーが掲げるオールコートで展開するバスケットスタイルを基礎としながらも、「こちらの要求に対してどれだけ柔軟に対応しながら遂行でき、さらに自分の持ち味を発揮できるかを考えながらプレイする」ことも意識させています。
 20名中半分以上がU-16~U-19まで各アンダーカテゴリーでの国際大会を経験した選手たち。萩原ヘッドコーチだけではなく、強化委員の先生方からも、「アンダーカテゴリーで世界を経験してきた選手たちが、練習中から率先して声を出して引っ張っていました。それが国際経験の無い選手たちにとっても良い刺激になっているようです」という意見が出ており、第1次強化合宿からチームの雰囲気は上々です。

 昨年末のインカレを制して日本一に輝いた松蔭大学3年の内野 智香英選手は、女子U-19日本代表として世界選手権を経験しています。「U-19の時はまだ体もできていなかったですし、シュートも安定していませんでした。高校時代(静岡県立静岡商業高校)は全国大会に出た経験も無かったのですが、大学に入ってから経験を積ませてもらったことで、以前よりもシュートを決められるようになってきました。合宿中もしっかり決めきれるように意識するとともに、昨年の選考会では落ちてしまいましたので、今年は積極的にプレイすることを心がけています」と話しており、しっかりと目的意識を持って合宿に臨んでいました。

 昨年、43年ぶりに女子日本代表チームはアジアの頂点に立ちました。アンダーカテゴリーも着実に国際舞台で結果を残してきています。女子ユニバーシアード日本代表チームが予選リーグを突破し、さらなる結果を残すことで、女子日本代表全体として強化の積み上げとなる大事な世代。萩原ヘッドコーチは、意識を高くさせる言葉を選手たちへ伝えました。
 「今回選考した選手の中には、U-16~U-19までに日本代表として国際大会に出場した選手もいます。しかし、大学生になったことで間が空き、WJBLに行ってから再び日本代表を目指すのではなく、大学生である現段階からしっかりと存在感を示して日の丸を狙うように意識を高く持ってください。ユニバーシアードも、アンダーカテゴリーから日本代表までの一貫した強化の一つのカテゴリーだということを自ら主張していって欲しいです。志を高く持って、しっかり日本代表を目指す集団になりましょう」

 2020年を見据えても、ターゲットエイジとなる大学生たち。すでにWJBLで頭角を現し、日本代表にも名を連ねる同世代の選手たちが現れてきています。トップレベルで活躍するライバルたちをしっかりと意識させ、競争心をさらに高めています。

 次回合宿は、新年度を迎えて行われる各地域の大会を終えた6月末に再度招集し、さらなる強化を進めていきます。今回の合宿にて選手たちに要求してきたことを所属チームでの練習から意識して取り組み、しっかりと自分のものにして次回合宿に臨んで欲しいと萩原ヘッドコーチも期待しています。
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