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男子日本代表国際親善試合2014 男子日本代表(ヤングジャパン)チーム 強化合宿開催報告

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2014年6月30日

豪快なダンクシュートを決める藤高 宗一郎選手

初の日本代表として選出されたNBLルーキーたちの活躍にも期待(須田 侑太郎選手、白濱 僚祐選手、西川 貴之選手)

 今週末7月5日(土)・6日(日)、「三菱電機カップ 関東大学バスケットボール連盟創立90周年記念試合」として、ビクトリア大学(カナダ)との試合を控える日本学生選抜チームとともに、「東日本大震災復興支援 ゼビオチャレンジカップ バスケットボール男子日本代表国際親善試合2014 ~近畿バスケットボール100周年記念大会~」へ臨むハヤブサジャパン 男子日本代表(ヤングジャパン)チームが、6月28日(土)・29日(日)の2日間、トヨタ府中スポーツセンターにて強化合宿を実施しました。

 5月に行われた「第37回李相佰盃 日韓学生バスケットボール競技大会」に続き、ヤングジャパンを率いるのは池内 泰明ヘッドコーチ(拓殖大学)。目指すバスケットスタイルは、90点以上を獲るハイスコアゲーム。李相佰盃第2戦では、敗れはしましたが100点ゲームとなり、●105-116(第1戦●66-83)。「目指すべきバスケットはできた。やはりオフェンス重視の方が選手にとっても楽しい」と、池内ヘッドコーチは手応えを感じています。第3戦はリードする場面もありましたが一歩及ばず、●77-82で5点差の惜敗。今合宿中は、課題となったディフェンスを中心に強化が行われました。

 池内ヘッドコーチのバスケットスタイルを李相佰盃で体現してきた野本 建吾選手(青山学院大学 4年)。90点以上を目指すには、「フリーの状態を作るために、全員がゴールに向かって仕掛けて行きながら、アーリーオフェンスの状態を作っていく感じです」と言います。早い展開にするためにもディフェンスこそ大事となり、「李相佰盃の時は、90点以上を獲ることだけに意識が行ってしまいました。オフェンスでは手応えを感じましたし自信になりましたので、次はディフェンス。ローテーションやしっかりコミュニケーションをとりながら、相手のスクリーンを対処する効率の良さが出始めています」とも話しており、精度は高まっているようです。
 兵庫県出身の野本選手ですが、地元で試合をするのはミニバス以来とのこと。家族や幼なじみの前でプレイすることを楽しみにしているとともに、「アメリカのチームと対戦するのも初めてなので楽しみです。自分のプレイを最大限出せるように頑張っていきたいです」と抱負を語りました。

 7月19日(土)の初戦が行われる京都府出身は、大垣 慎之介選手(拓殖大学 4年)。「京都で試合ができることがうれしいです」と話す大垣選手も、地元でのゲームは中学生以来となるそうです。22~23歳が中心となったヤングジャパンが見据える先は、やはり2020年東京オリンピック。「みんながそこを目指していますし、すごいモチベーションになっています。このチャンスをものにできるかどうかが今後につながっていくと思います」。チームの勝利はもちろんですが、「個人としてもしっかり貢献して勝利に結びつけられるように頑張っていきたいです」と意気込んでいます。

 昨年、「第27回ユニバーシアード競技大会」「第6回東アジア競技大会」で、日本代表を経験した藤高 宗一郎選手(日立サンロッカーズ東京)。「これまでは4番ポジションをやってきましたが、ヤングジャパンでは3番ポジションになりますので、要所でアウトサイドシュートを決められるような選手になりたいです」と話しており、昨年は見られなかった3Pシュートも確率良く決めていました。関西大学出身の藤高選手にとっては、「ホームゲームだと思っていますので、ウォームアップから声を出して盛り上げていきます。多くの方が応援に来てくれるそうなので、良いプレイをして少しでも成長しているところを見せたいです。もちろんダンクは狙っていきます」と言い、今から楽しみにしていました。

 コメントをいただいた3選手以外にも、奈良県出身の中東 泰斗選手(明治大学 4年)、三重県出身の笹山 貴哉選手(筑波大学 4年)、そして第2戦大阪大会の地元は小阪 彰久選手(大阪学院大学 4年)と、関西出身者も多くいます。選手たちの成長した姿や、6年後の東京オリンピックを目指すヤングジャパンの活躍を観に、ぜひ会場へお越しください。
 7月19日(土)から3日間、3会場で開催される男子日本代表国際親善試合2014「男子日本代表(ヤングジャパン)vs スプリングフィールド大学」のチケットは好評発売中です。
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