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男子日本代表国際親善試合2014 第1戦 京都大会 男子日本代表チーム(ヤングジャパン)は64-70で惜敗し、黒星スタート

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2014年7月19日

ベンチスタートながら、3Pシュート3本を含むチーム最多の15得点を挙げた#8須田 侑太郎選手

#12野本 建吾選手ローポストやハイポストからのドライブで得点

 バスケットボール発祥の地、アメリカ・マサチューセッツ州にあるスプリングフィールド大学を迎えた「東日本大震災復興支援 ゼビオチャレンジカップ バスケットボール男子日本代表国際親善試合2014 ~近畿バスケットボール100周年記念大会~」が本日開幕。第1戦 京都大会はハンナリーズアリーナにて行われ、結果は男子日本代表チーム(ヤングジャパン)が64-70で惜敗し、黒星スタートとなりました。

 試合終了後、開口一番、「中途半端に終わってしまいました。ハイスコアなゲームをしようと話していたのですが、アップテンポなリズムにならず、得点が伸びていきませんでした。そのあたりが今日の反省であり、明日以降の修正点になります」と、池内 泰明ヘッドコーチは言います。アップテンポにならなかった理由については、「まずはハーフコートオフェンスが課題になると思って、それを練習してきました。しかしその練習に時間をかけすぎたことで、選手たちの中にハーフコートオフェンスをしっかりやろうという意識が強くなりすぎてしまった」ことが挙げられます。これまで李相佰盃など大学生を率いてきた池内ヘッドコーチですが、今回は来年の第28回ユニバーシアード競技大会、更には2020年東京オリンピックも見据えて、NBLの選手を5名選出しており、そこに生まれたちょっとした”かみ合わせ”のずれが、日本代表の目指すテンポにつながらなかったというわけです。
 それでもディフェンスで相手にプレッシャーをかけて、日本代表(ヤングジャパン)はリズムを取り戻し、最終ピリオド開始早々には逆転に成功します。しかしその後、スプリングフィールド大が日本代表の裏を突くプレイで応戦し、思ったようにプレッシャーがかけきれませんでした。そのあたりは、チームとして一緒にいる時間の長いスプリングフィールド大に一日の長があったと言えます。

 また、けっして図抜けて背の大きい選手がを数多く擁しているわけではないスプリングフィールド大に、リバウンドやルーズボールを支配されたことも苦しい展開に陥った要因です。その点について、池内ヘッドコーチは「リバウンドへの意識が低い」と言い切ります。特に、3Pシュートを打たれた後のロングリバウンドや、センター陣が競い合いのなかで弾いてフリースローライン近辺に落ちるボールを、ことごとくスプリングフィールド大に取られていました。「アウトサイドに引き出されたところから一歩ゴール側に戻る意識が低い。それは練習をしていないところでもあるのですが、特に前半、2番ポジション、3番ポジションの選手に、フリースローライン近辺のボールを多く取られすぎました。これは今後の課題になると思います」と言いますす。

 選手たちもロングリバウンドへの反省を挙げています。ベンチスタートながら、チーム最多の15得点を挙げた#8須田 侑太郎選手(リンク栃木ブレックス)は、「センター陣が頑張って弾いてくれているのに、僕たちガードとフォワードが速攻に走ろうと先行しすぎて、そのボールを取れませんでした。明日以降はフリースローライン近辺に落ちるボールを確保するところまで、しっかりとやっていきたいと思います」と話し、次戦に向けて課題として認識しているようです。

 一方のスプリングフィールド大のチャーリー・ブロックヘッドコーチは、リバウンドやルーズボールについて、「我々のチームではそれらをしっかりやらない選手に出場機会を与えません。常にハードにプレイすることを強調しているので、リバウンドとルーズボールはその副産物と言えます。特にディフェンスリバウンドについては、やらなければ勝てないことを選手たちもよく理解してくれています。また今回は、コミュニケーションをすごく大事にしていて、スクリーン1つにしてもしっかりとコミュニケーションを取って対応するように言いました。それが今日の勝因だと思います」と言います。
 身長差が歴然としているほどスプリングフィールド大の身長が高いわけではないのですが、1つのリバウンド、1つのルーズボール、ディフェンスでの細かいコミュニケーションへの意識が、今日の勝敗を分けました。

 それでも「ベンチから出ていって最初のシュートチャンスで3Pシュートを沈めることができて、集中できた」という#8須田選手の活躍、また「相手のセンターが守りにきたときに、ローポストやハイポストからドライブをしてシュートに持っていくことができたのはよかった」と話す、#12野本 建吾選手(青山学院大学4年)のアグレッシブなインサイドアタック、第4ピリオドの序盤に見せたドライブからパスをつないで3Pシュートを決めるプレイなど、日本代表にも見るべきポイントはありました。けっして悪いところばかりではありません。それらは敗戦のなかでの明日への収穫と言えます。

 明日の第2戦 大阪大会に向けて、#12野本選手は「今日はチームでかみ合わないところが多く出ましたが、1試合を戦ったことで徐々にかみ合ってくると思います。スプリングフィールド大に関しても、フィジカル面では前回のカナダ・ビクトリア大よりも強い相手ですが、けっして勝てない相手ではありません。むしろ点差をつけて勝たなければいけない相手だと思っています。明日の大阪、明後日の兵庫は、その境にある尼崎市出身の僕としてはどちらも地元だと言っていい場所です。しっかりと結果を出したいと思います」と意気込みを語ってくれました。

 練習期間の少ないチームの難しさの出た第1戦でしたが、それを言い訳にしてはいけません。意識も含めて、できる限りの修正をして、明日の第2戦に臨みます。
 明日の第2戦 大阪大会は、7月20日(日) 17:00ティップオフ。また、ヤングジャパンの試合前には、国体少年男子選抜チーム 近畿対抗戦「大阪府代表 vs 和歌山県代表」が14:00より行われます。

 第2戦の前売チケットは、本日、7月19日(土)23:59まで発売中。第3戦も同じく前日までチケットバスケットにて発売しております。すでに売り切れたり、残りわずかになっている席種もありますので、お早めにお買い求めください。
 また、会場に来られない方は、「応援.com」にてネットライブ配信(無料)が行われます。ぜひ、会場やスマホからヤングジャパンを熱くご声援ください。
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