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平成24年度バスケットボール女子日本代表チーム コーチングスタッフ就任記者会見開催

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2012年1月10日

平成24年度バスケットボール女子日本代表チーム コーチングスタッフ就任記者会見開催

左から、小嶋裕二三コーチ(デンソーアイリス)、内海知秀ヘッドコーチ(JXサンフラワーズ)、丁海鎰コーチ(トヨタ自動車アンテロープス)

 財団法人日本バスケットボール協会は、本日、都内にて「平成24年度バスケットボール女子日本代表チーム コーチングスタッフ就任記者会見」を実施いたしました。
 平成24年度バスケットボール女子日本代表チームは、ロンドンオリンピック出場の最後のチャンスである「FIBAロンドンオリンピック世界最終予選」に向け、最強の日本代表チーム構成を目指し、内海知秀ヘッドコーチ(JXサンフラワーズ)、丁海鎰コーチ(トヨタ自動車アンテロープス)、ならびに小嶋裕二三コーチ(デンソーアイリス)を選任し、一丸となった一枚岩のコーチ体制を構成しました。

 財団法人日本バスケットボール協会 鈴木 秀太強化本部長より、ご挨拶とスタッフ就任についての説明がされました。

 「今年はオリンピックイヤーであります。昨年12月7日の理事会にてこのスタッフが承認され、女子日本代表チームはオリンピックに向けて活動を開始します。残されたチャンスである6月25日よりトルコで開催される世界最終予選で、何が何でもロンドンオリンピックへの切符を獲得するという意気込みで臨んでいます。今回のコーチたちは、Wリーグでは各ライバルチームのヘッドコーチ同士でもありますが、そういうことをさておいて日本のためにひとつになることが信条であります。大事なことはチームがひとつになることであり、戦う軍団を作ることが何よりも大事だと思っています。大変難しいスタッフ編成ではありましたが、高橋女子強化部長には『最大で最強のメンバー編成にしてください』とお願いをし、満足のいくコーチングスタッフを選んでいただいたと思っています。内海ヘッドコーチを中心として、丁コーチ、小嶋コーチのそれぞれの役割や持ち味をいかんなく発揮していただき、ひとつのチームとして戦ってもらいたいです。合わせて我々協会幹部も含め、内海ヘッドコーチの元できちっと役割を果たし我々を含めた女子日本代表チームという構成で臨みます。」

 続きまして、高橋 雅弘女子強化部長より、今後の強化方針について説明がされました。

 「実はすでに、コーチの方々の頭の中では強化活動が始まっています。各大陸選手権の映像を集めて、コーチの皆さんにお配りしています。ドロー(組み合わせ抽選会)が2月15日に開催予定ですので、いずれにしてもドロー(グループ分け)が決まってから具体的な対策が始まります。選手選考については、どの選手で勝負するか、どの選手が世界に通用するか、そしてアジアとの戦い方とは違う、対世界ということも含めて、分析しながらぎりぎりまで選手選考に時間を費やしたいと思っています。Wリーグ・レギュラーリーグが2月の1週目に終わりますが、ある程度の方向性づけをした形で第1次選考をしていきます。Wリーグ・ファイナルが3月上旬までありますので、日本代表活動開始までに候補選手たちが、どのように個人練習で強化できるか、各チームに協力をいただきながら行いたいと考えています。まずは3月8日以降に一度選手を集合させて、日本代表としての意識づけを行いたいと思っています。日本代表選手たちは、昨年、長崎県大村市で開催されたFIBA ASIA選手権から休み無く活動していますので、相当疲労が溜まっています。ピーク時期やリハビリ等を考えながら本格的な強化合宿は4月からを予定しています。」

 内海ヘッドコーチ、丁コーチ、小嶋コーチの就任のご挨拶がされました。

■内海 知秀ヘッドコーチ(JXサンフラワーズ)
 「この度、日の丸のヘッドコーチとしてお話をいただき、前回もヘッドコーチの大役を仰せつかりましたが、今回も同じような気持ちで非常に大きな責任を感じています。特にロンドンオリンピック予選へ向けて周りの方々も含めて時間が無いと仰られますが、その時間の無い中で何が必要なのかを早く始動しながら最強のチームを作って世界最終予選へ臨みたいと思っています。また、丁コーチ、小嶋コーチにおきましても、私の良き相談相手となってくれることだと思いますし、日本のバスケット界のために、ロンドンオリンピックの切符を獲るために、過程を大事にしながら何よりも結果を大事にしたいと思っています。選手、日本バスケ界のために頑張っていきたいです。」

■丁 海鎰コーチ(トヨタ自動車 アンテロープス)
 「韓国人として日の丸を背負うのは私が初めてです。それはうれしい気持ちもありますし、逆に心配なこともいっぱいあります。自分が入ってどれだけできるか分かりませんが、内海ヘッドコーチと小嶋コーチとともに、ロンドンオリンピックへ行くために自分ができることを精一杯やるだけです。」

■小嶋 裕二三コーチ(デンソー アイリス)
 「この度は大役を仰せつかり、重責を感じています。力不足で何ができるか分かりませんが、できることを精一杯やることでお二人を支え、チームの潤滑油のような役割になれればと思っています。ロンドンオリンピック出場権を獲得することが使命となっていますので、それを果たせるように精一杯頑張ります。」

 内海ヘッドコーチは、女子日本代表チームの強化、そして世界最終予選へ向けて、「日本のチームはこれまでも高さにおいて課題がありました。これを克服するには非常に難しい部分がいっぱいあります。しかし、高さへの対策はリバウンドだけではなく、反対にオフェンスの中でのスピードや確実性が重要視されてくると思っています。ターンオーバーの少ない、確率の高いオフェンスをし、ディフェンスでは高さに対抗する平面の部分にプラスして、いろんな戦術を使いながら対抗していきたいです。世界最終予選では高さの部分が一番のカギになりますが、オフェンスではいかにその高さをいかにかいくぐりながら外角シュートにつなげることができるか。ただ、外角シュートだけでは戦えませんので、相手より小さくてもインサイドで体を張って勝負するようなチームを作って対抗していきたいです。」と方針を語りました。

 また、日本を代表する3人のヘッドコーチが合わさったことに対して、「ヘッドコーチとして私がしっかり責任を取りながら、2人のコーチとともにしっかりコミュニケーションを取り合い、これから選ばれる選手たちが日本代表としてどうしたら一番力を出せるのか、このチームで一番良いパフォーマンスをどう出せるかを3人で話し合い、戦術を作りながら戦って行きたいです。」と内海ヘッドコーチ。丁コーチは「オリンピックの壁を突破するためにはディフェンスが一番必要だと考えています。日本の選手は小さいので、コート全体を使って戦わなければいけません。こう話すのは簡単であり、実際にプレイする選手は大変だと思いますが、徹底的に変わらないといけません。」、小嶋コーチは「コーチとして、私は選手の練習に付き合うことが第一だと思います。スカウティングをして良い情報をお二人や選手に伝え、コート内外で頑張りたいと思っています。」とそれぞれの役割や豊富を伝えました。

 2004年アテネオリンピックを最後に、オリンピックの舞台から遠のいているハヤブサジャパン女子日本代表チームは、6月25日(月)から開催される「FIBAロンドンオリンピック世界最終予選」での出場権獲得に向け、強化活動を行ってまいります。
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