3x3男女日本代表強化の軌跡

3x3女子日本代表

目標

【最終目標 】 パリ2024オリンピック出場 → メダル獲得

【ステップ】
※2023年11月時点：NFランキングによりFIBA 3x3OQTの出場権獲得
※2024年1/14～18 代表活動の始動時：FIBA 3x3UOQT2出場権なし
→ 1/24時点： 日本開催にて急遽変更（出場権獲得）
→ ステップ1 ： FIBA 3x3UOQT2で出場権獲得（上位1チーム）
→ ステップ2 ： FIBA 3x3OQTで出場権獲得（上位3チーム）

強化計画「強化内容」

代表コンセプト

  1. ストロングディフェンス
  2. スピード
  3. 2Pシュート

OFFコン セプト

  1. トランジションの2Pシュート狙う
    ・全員が高い成功率
    ・ディープ2Pシュートを含む
  2. スピードの利点を生かす
    ・状況判断のスピード（2P,Drive…）
    ・スピードのミスマッチをアタック
    ・特にトランジションで強調

DEF コンセプト

  1. 1on1で守り切る
    ・1on1ディフェンス・スキル
    ・プレッシャーかけ続ける
  2. トランジション・ディフェンス徹底
    ・オフェンスからの切り替え早く
    ・相手に時間（手間）をかけさせる
  3. BOX OUT＆リバウンド強調

強化計画「活動日程」

2024年

1/14~18 1次強化合宿
1/29~2/2 2次強化合宿
3/24~,26~ FIBA 3x3アジアカップ直前強化合宿
ドイツ、オーストラリア、シンガポール代表とスクリメージ実施
3/30~31 FIBA 3x3アジアカップ2024
※WJBLプレーオフとの日程重複上、1次・2次強化合宿参加外の選手を急遽招集しチーム編成を実施
→想定していたポイント獲得（個人ポイント）計画を変更
4/18~25 3次強化合宿
※当合宿でUOQT2・OQTに向けての日本代表候補選手6名の選手選考を実施
4/26~5/2 4次強化合宿＆UOQT2直前強化合宿
ドイツ代表、オーストラリア代表とのスクリメージ実施
※当合宿でUOQT2の出場登録選手4名の最終選手選考を実施
5/3~5 FIBA 3x3 UOQT2
5/6~11 5次強化合宿
※当合宿でOQTの出場登録選手4名の最終選手選考を実施
※江村選手がUOQT2で負傷し離脱
※高橋選手（UOQT2では予備登録選手）をOQTのチーム編成に加える
5/12~16 OQT直前強化合宿
ハンガリー代表、ポーランド代表とスクリメージ実施
5/17~19 FIBA 3x3 OQT

大会結果①

■FIBA 3x3UOQT2
日時 ： 2024年5月3日 (金) ～5月5日 (日)
場所 ： 日本 (宇都宮)

■試合結果
5月3日(金)［女子予選］
日本 21-15 オーストリア　※江村負傷

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日本 13-12 ドイツ　※江村欠場

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5月4日(土)［女子予選］
日本 12-13 ブラジル　※江村欠場
⇨ 3人の戦いにより急遽ゲームプラン変更

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■大会結果　全体6位

名前 身長 年齢 所属
髙田　静 169 27 ＥＮＥＯＳサンフラワーズ
中田 珠未 182 26 ＥＮＥＯＳサンフラワーズ
宮下 希保 178 25 トヨタ自動車 アンテロープス
江村 優有 160 21 早稲田大学

大会結果②

■FIBA 3x3OQT (オリンピック最終予選)
日時 ： 2024年5月16日 (木) ～5月19日 (日)
場所 ： ハンガリー (デブレツェン)

⇨ UOQT2での江村選手の負傷離脱により、高橋選手を急遽チーム編成に加える → ゲームプラン変更を行い大会に臨んだ

■試合結果
5月17日(金)［女子予選］
日本 19-14 エジプト

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日本 12-21 スペイン

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5月18日(土)［女子予選］
日本 16-13 モンゴル

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5月19日(日)
［準々決勝］日本 14(OT)16 ドイツ

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■大会結果　全体6位

名前 身長 年齢 所属
髙田　静 169 27 ＥＮＥＯＳサンフラワーズ
中田 珠未 182 26 ＥＮＥＯＳサンフラワーズ
宮下 希保 178 25 トヨタ自動車 アンテロープス
高橋 未来 169 22 デンソー アイリス

成果・課題 「オフェンス：日本と世界の比較」

【成果】ガード陣のドライブ能力は世界トップレベル


 UOQT2 OQT
ペイントアタック有効 1P: 60%（全体1位） 1P: 54%（全体7位）
レイアップの得点力 Drv: 6.7ppg（全体1位） Drv: 6.5ppg（全体1位）
被ファウルを誘う 7.3TFApg（全体3位） 4.3TFApg（全体19位）

【課題】試合終盤のイージーレイアップミス

例）UOQT2ブラジル戦の終盤でレイアップミス
例）OQTドイツ戦の延長でのレイアップミス

【課題】2Pシュート力＆オフェンスリバウンド力


UOQT2 OQT
2Pシュート 10%（全体8位） 25%（全体6位）
オフェンスリバウンド 2.0orpg（全体8位） 3.8orpg（全体12位）

成果・課題 「ディフェンス：日本と世界の比較」

【成果】1on1プレッシャー → チームディフェンス力


 UOQT2 OQT
平均失点を抑えた 13.3papg（全体1位） 16.0papg （全体8位）

相手のシュート成功率を落とすまではトップレベル

【課題】ディフェンスリバウンド力


 UOQT2 OQT
1試合平均DRB獲得数 10.7drpg（全体4位） 9.0drpg（全体13位）

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