日本のリバウンドはヒットファーストとカムバックリバウンドで、ペイントに人数をかけてリバウンドを取られない、取られたとしてもすぐにトラップを行い、プットバックを防ぐことを準備していた。 結果的にディフェンスリバウンド支配率が12番目であった。ボックスアウトの上から取られることや、単純に押し込まれるといったシーンが多かった。リバウンドは日本国内でのリバウンドシーンと世界のリバウドシーンは大きく異なることを再確認できた。
早くボックスアウトを行い、リングから遠ざけることでリバウンドポジションを取ることが重要だ。もちろん、準備してきたことが体現できたシーンもあった。ただ、リバウンドバトルの世界基準はアメリカのエイジャ・ウィルソンのボールへの執着心を見ればわかるだろう。193cmの身長で、この熱量、この執着心を持つ選手と戦うというのは簡単ではない。
映像147_5人で取り切るリバウンド
映像148_ボックアウトの上からとられるリバウンド
映像149_USA Aja Wilsonのリバウンドへの執着心
DEFENSE REBOUND
順位 | チーム | DR% | OPP OR | OPP POSS |
---|---|---|---|---|
1 | アメリカ | 81.3% | 8.0 | 87.3 |
2 | ドイツ | 81.1% | 7.0 | 85.0 |
3 | オーストラリア | 77.5% | 9.0 | 84.8 |
4 | セルビア | 73.1% | 9.8 | 82.3 |
5 | プエルトリコ | 72.8% | 10.3 | 83.3 |
6 | 中国 | 70.5% | 12.7 | 85.3 |
7 | カナダ | 69.8% | 10.7 | 86.0 |
8 | ベルギー | 69.4% | 12.5 | 90.3 |
9 | スペイン | 69.2% | 11.3 | 86.8 |
10 | フランス | 67.0% | 11.5 | 86.3 |
11 | ナイジェリア | 64.8% | 12.8 | 91.0 |
12 | 日本 | 58.9% | 15.3 | 85.3 |