パリを振り返って(ディフェンス)

ポストディフェンス

PNRのページで記した通り、日本はサイズで不利な状況である。全体の中でも、日本はポストを攻められる割合が20.3%と、5回に1回はポストから攻撃されたことがわかる。これは他国の状況とは全く違う守備構成になっている。日本はサイズのディスアドンテージに対してトラップを活用し、ポストからボールを離させて、ローテーションで勝負をする方法を取った。成功するシーンも多くあったが、一瞬のヘルプの寄りが遅れることや単純にパワーや高さで失点につながるシーンも多くみられた。そして、ベルギーはトラップに対するカウンターとしてカッティングをしていたことは、日本のディフェンスを難しくさせた。

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映像140_ヘルプの速さがキーだったポストディフェンス

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映像141_トラップの一瞬遅れが得点につながる

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映像142_単純にパワー勝負では勝てないのか

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映像143_SFのミスマッチポスト

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映像144_トラップカウンター(カッティング)

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映像145_トラップの遂行を難しくさせたセットプレー

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映像146_Meessemanのポストスキル

POST ALL

順位 チーム %T PPP
1 セルビア 5.2% 1.294
2 カナダ 6.6% 0.824
3 ドイツ 7.9% 0.778
4 スペイン 8.6% 0.867
5 フランス 8.7% 1.111
6 アメリカ 8.8% 1.000
7 ベルギー 8.9% 0.896
8 中国 9.0% 0.739
9 オーストラリア 9.6% 0.816
10 ナイジェリア 10.2% 0.568
11 プエルトリコ 10.8% 0.889
12 日本 20.3% 1.000

POST include PASS PPP


POSS PTS TO TO% PPP OPP POST PPP
vs アメリカ 15 19 1 6.7% 1.267 0.853
vs ドイツ 22 22 3 13.6% 1.000 0.979
vs ベルギー 19 15 5 26.3% 0.789 1.026
TOTAL 56 56 9 16.1% 1.000

Opp POST include PASS Defense


Ave POSS Ave Pts PPP TO%
POST TOTAL
(Include PASS)
18.7 18.7 1.000 16.1%
POST
1on1
12.7 11.3 0.895 18.4%
POST
PASS OUT
9.3 11.7 1.250 14.3%
FIBA OQT 2024 14.3 14.3 1.000 9.3%
FIBA女子ワールドカップ2022 9.0 7.6 0.844 15.6%
東京2020オリンピック 17.3 17.8 1.029 11.5%