オールジャパン2011 第86回天皇杯・第77回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会

東海代表のイカイと学生5位の武庫川女子大と一戦。元シャンソン化粧品の#5森本を有うすも、ベンチ入り7人という苦しいイカイはゾーンディフェンスで守りをかためる。対する武庫川女子大は巧みなパスワークでアウトナンバーを作り得点。34－16と前半18点のリードを奪う。後半イカイはマッチアップゾーンを交えながら互角に戦ったが、武庫川女子大#13木下のスピードあるプレイと、#8松澤の安定したプレイで終始リードを保った武庫川女子大74-46で勝利した。　
　
第1ピリオド、武庫川女子大はイカイのゾーンディフェンスを攻め切れず得点が入らない。しかし#4根田の3Pシュートで先手を取ると、巧みなパスワークでアウトナンバーを作り#木下の外角や、#8松澤のミドルシュートなどで得点を伸ばす。対するイカイも#12阪本の3Pシュートなどで応戦するが、武庫川女子大のかたいディフェンスに阻まれ、19-12と武庫川女子大のリードで終わる。　
　
第2ピリオドに入ると、イカイは相手の堅いディフェンスに対して1on1を仕掛けるも、無理な体勢からのシュートが増え、苦しい展開。一方、武庫川女子大は#8松澤がインサイドで積極的に攻め得点。リードを広げ、34－16と武庫川女子大が大量にリードを奪い、前半を折り返す。　
　
第3ピリオドに入ると、前半不調だったイカイのシュートが決まり出し、16点あった点差を徐々に縮めていく。しかし武庫川女子大も24秒をフルに使い確実に得点を重ねる。終盤には#13木下の速攻が効果的に決まり46－34と再びリードを広げ、最終ピリオドへ。　
　
第4ピリオド、イカイは#5森本が積極的に1on1を仕掛け追撃する。しかし疲れがみえるイカイはなかなか得点が伸びない。武庫川女子大は積極的に選手を代えながら落ち着いて対応し、最後までイカイに付け入る隙を与えず、74－46で勝利。武庫川女子大が大差で勝利し、2回戦へ駒を進めた。