オールジャパン2011 第86回天皇杯・第77回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会

WJBL7位のアイシン・エィ・ダブリュ・ウィングスと大学6位の白鴎大との試合。第1ピリオドにアイシンAWが2桁点差をつけるも、その後シュート確率が上がらず、白鴎大に詰め寄られ接戦となる。白鴎大も必死に喰らいついていくが追いつくには至らない。最終ピリオドにアイシンAWがディフェンスから流れを掴み、そのまま87-57で勝利を収めた。　
　
第1ピリオド、地力に勝るアイシンAWは#33武藤のインサイドを中心にオフェンスを組み立てるも、序盤はイージーミスが多く、ターンオーバーから白鴎大#8宮崎に速攻を許すなどなかなか乗り切れない。しかし残り3分、#6田中の連続得点を皮切りにアイシンAWが流れを奪う。白鴎大はアイシンAWのオフェンスを止めることができず、29-17とアイシンAWが12点差をつけて第1ピリオド終了。　
　
第2ピリオド、アイシンAWのシュート確率が上がらない間に、白鴎大は徐々に詰め寄っていき、残り3分半に白鴎大#17石黒の3Pシュートで34-39と5点差まで詰め寄る。さらに残り1分を切って白鴎大は#12後藤(彩)がミドルシュートを決めて、38-41と3点差にして前半を折り返す。　
　
第3ピリオド、追いつきたい白鴎大だが、アイシンAWにオフェンスリバウンドを取られ、リズムを掴めない。アイシンAWは序盤こそ白鴎大#19高の高さに苦しむが、#24大鷹のレイアップ、#1鈴木の3Pシュートで徐々に点差を離していく。終盤、白鴎大#5上原が果敢にドライブを仕掛けて連続得点を挙げ、50-58と1桁点差に引き戻して最終ピリオドへ。　
　
第4ピリオド、アイシンAWは#24大鷹の速攻、#6田中の3Pシュートで点差を広げていく。対する白鴎大はターンオーバーで自滅し、得点することができない。その後はアイシンAWが確実にリバウンドを押さえて白鴎大を寄せ付けることなく勝利。87-57で順当に準々決勝に駒を進めた。