オールジャパン2012 第87回天皇杯・第78回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会

九州地区代表の九州電力と大学5位の日本大学との一戦。序盤、九州電力は日本大のミスに乗じて得点を重ね、早々と点差を二桁にする。中盤、九州電力はフリースローを確実に決め、さらにリードを広げる。一矢報いたい日本大は終盤、#3石川が孤軍奮闘し追い上げるも、序盤の差が大きく万事休す。83-68で九州電力が勝利し、3回戦へと駒を進めた。　
　

　第1ピリオド、序盤は、両チームともに点を取り合う展開が続く。しかし、日本大は相次ぐターンオーバーで得点するチャンスを明け渡す。九州電力は、#21毛利のインサイド、#91酒井の速攻などで得点し二桁リードを奪う。終盤、日本大は合わせのプレイとフリースローで得点し、26-18の九州電力リードで第1ピリオド終了。　
　

　第2ピリオド、九州電力は3Pシュートにセカンドショット、バックドアプレイなど多彩に攻めるのに対し、日本大は九州電力ディフェンスを前に完全にシャットアウトされる。日本大は#19浜田、#3石川が3Pシュートを決めるも、後が続かず、45-31と九州電力リードで前半終了。　
　

　第3ピリオド、九州電力は#91酒井が攻撃の要となり得点を重ねていき、残り4分には19点リードとする。しかしここから、日本大は激しいディフェンスからの速攻で徐々に点差を縮めていき、終了間際、#3石川が3Pシュートを沈め11点差に。64-53の九州電力リードで第3ピリオド終了。　
　

　第4ピリオド、九州電力は#32村瀬の長距離シュート、#75田中のインサイドで加点し、再び19点差とする。このままでは終われない日本大は、残り2分から#3石川が4連続得点で猛チャージするも追いつくには至らず、タイムアップ。83-68で九州電力が勝利した。