オールジャパン2012 第87回天皇杯・第78回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会

WJBL5位のシャンソン化粧品シャンソンVマジックと大学3位の筑波大学の一戦。終始シャンソン化粧品がリードし、筑波大が追いかける試合展開となった。前半、シャンソン化粧品は#7渡辺が3Pシュートやジャンプシュートで得点するが、ミスが目立ち突き放すことができない。対する筑波大は、#10伊集が攻守共に活躍をみせ、喰らいつく。後半になると、シャンソン化粧品は、各選手がリズム良く得点し、中でも#2林がこの試合3Pシュートを6本決め、一気にリードを広げる。筑波大はディフェンスのあたりを強くし最後まで粘ったものの、点差を縮めることができない。82-55とリードを保ち続けたシャンソン化粧品がベスト8入りを果たした。　
　
第1ピリオド序盤、シャンソン化粧品は速いパス回しでシュートに持ち込むものの、なかなか決めきることができない。その後、#7渡辺の3Pシュートやジャンプシュートで流れを呼び込み#2林がそれに続く。一方の筑波大は、ミスが続きリズムを掴めない。しかし、#10伊集がジャンプシュートや3Pシュートで何とか喰らいつく。22-13とシャンソン化粧品化粧品がリードし、第2ピリオドへ。　
　
第2ピリオド、筑波大は持ち前の粘り強いディフェンスで相手のミスを誘う。攻撃では#7中村の3Pシュートや#10伊集のジャンプシュートで加点する。対するシャンソン化粧品は、#8藤吉がドライブや3Pシュートで序盤から点差を広げにかかる。#23池住がオフェンスリバウンドに絡み、得点に繋げていき、38-24。シャンソン化粧品化粧品がリードを広げ、前半を折り返す。　
　
第3ピリオド、シャンソン化粧品はコート上の選手がバランス良く得点し、一気にリードを広げる。その後も、#20元山がジャンプシュートや3Pシュートで順調に得点する。対する筑波大は序盤、シュートがゴールに嫌われ得点できない。しかし中盤に入ると#9北村がジャンプシュートを沈め、流れが傾いたものの、その後シュートを決めきれず沈黙。60-37とシャンソン化粧品がさらにリードを広げ最終ピリオドへ。　
　
第4ピリオド、筑波大は#10伊集がドライブで切り崩し得点に繋げる。その後オールコートでプレッシャーをかけ粘りを見せるが、追い上げることができない。一方のシャンソン化粧品は、#2林や#32苗田の3Pシュートでリズム良く得点する。そのままリードを保ち続け、82-55。シャンソン化粧品が勝利を掴んだ。