「東日本大震災」被災地復興支援 第88回天皇杯・第79回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会　オールジャパン2013

社会人1位の九州電力とJBL2位のアイシンシーホースの一戦。アイシンは、立ち上がりからインサイドで得点していく。一方の九州電力は、対照的にアウトサイド中心に攻める。しかし、アイシンが最後まで攻撃の手を緩めることなく、タイムアップ。83-55でアイシンが大勝し、ベスト8へと駒を進めた。　
　

　第1ピリオド、アイシンは#4ヤング、#32桜木にボールを集め、徹底的にインサイドで得点を重ねる。一方の九州電力はアウトサイド中心に攻め、入れ返す。しかしアイシンの守りは堅く、試合は次第にアイシンペースへ。22-12、アイシンのリードで第1ピリオド終了。　
　

　第2ピリオド、序盤、九州電力はシュートミスが続き、得点が止まる。しかしその後、#21毛利の3Pシュートなどで流れに乗り、5点差まで迫る。しかし中盤に入ると一転、九州電力にミスが相次ぎ、6分間で1得点と苦しい状態。その間、アイシンは#8大宮の活躍もあり、試合の主導権を取り戻し、リードを広げる。38-22、アイシンのリード変わらず後半へ。　
　

　第3ピリオド、九州電力は素早いパスワークからミドルシュートで加点していく。一方のアイシンは、インサイド陣の活躍で応戦し、互いに譲らず、得点の取り合いとなる。だが点差は大きく変わらず、57-42、アイシンがリードしたまま最終ピリオドへ。　
　

　第4ピリオド、アイシンは#8大宮を中心に、コンスタントに得点を積み重ねていく。一方の九州電力は開始5分で僅か2得点と、我慢の時間帯が続く。九州電力は終盤こそ意地を見せたものの、時すでに遅し。83-55でアイシンが力の差を見せつけ勝利しベスト8進出を決めた。