「東日本大震災」被災地復興支援 第88回天皇杯・第79回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会　オールジャパン2013

インターハイ優勝の桜花学園高等学校と大学4位の筑波大学の3回戦。両チーム一歩も引かない、拮抗した試合が展開される。前半、筑波大はアウトサイド陣が積極的にドライブで得点する。対する桜花学園高は、#12馬瓜がドライブなどで対抗しリードを奪う。第2ピリオドに入り、筑波大は#8谷村が起点となって得点をあげ逆転に成功。筑波大リードで前半を折り返す。後半に入り桜花学園高は、#5河村の力強いプレイで加点していくが、筑波大も#8谷村のジャンプシュートなどで流れを渡さず。終盤、桜花学園高は#12馬瓜のドライブ、#5河村のゴール下のシュートで粘りを見せるが、筑波大は#16藤岡の3Pシュートや#6伊集のドライブで逆に点差をつけ、67-58と筑波大がベスト8進出を果たした。　
　

　第1ピリオド、筑波大は序盤、#6伊集のドライブで得点に繋げ、一歩リードする。一方の桜花学園高は出だしこそシュートが決まらず苦しむが、#9井澗のジャンプシュートなどでリズムを掴み出す。その後、#12馬瓜が攻守に渡る活躍を見せ逆転。19-17と桜花学園高がリードし、第2ピリオドへ。　
　

　第2ピリオド、筑波大は#8谷村がアシストやジャンプシュートと得点に絡み、チームに勢いをもたらす。桜花学園高も#5河村がゴール下で身体を張り、応戦する。残り1分、筑波大は#5北村のジャンプシュートでリードを取り戻し、32-29で前半終了。　
　

　第3ピリオド、筑波大は序盤、3連続得点で一気に点差を開きにかかる。中盤、桜花学園高は#5河村にボールを集め、粘りを見せるが、筑波大は#8谷村が高確率でシュートを沈め加点。49-44と、筑波大がリードを保ち、最終ピリオドへ。　
　

　第4ピリオド、筑波大は相手のミスをつき、速い攻撃で得点を重ねる。桜花学園高は、#12馬瓜や#5河村が得点し、必死に喰らいつく。筑波大は残り2分、#6伊集がドライブを立て続けに決め、粘る相手を振り切り、67-58。筑波大がベスト8入りを果たした。