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第34回男子ウィリアム・ジョーンズカップ 大会第7日目 vs安養KGC(韓国) 現地レポート

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2012年8月25日

気持ちを入れ替えて15点を挙げた#14金丸 晃輔選手

ジョーンズカップも残すところあと1試合となったハヤブサジャパン

 「第34回男子ウィリアム・ジョーンズカップ」(以下ジョーンズカップ)は第7日目。台風14号の影響で激しい風に見舞われているタイペイ市。しかし、その進路はそれて悪天候になることはありませんでした。さて、日本は開幕7連戦の最後の試合となる安養KGC(韓国)戦を迎えました。現在2連敗中のハヤブサジャパンにとって、良い形で最終戦へと向かうためにも、何とか勝って休息日に迎えたいところです。

 これまでの試合を見ていても、プレスディフェンスが安養KGC(韓国)の長所であり、警戒すべき点でした。この試合も、ボールを止めるとすぐにダブルチームで挟みプレッシャーをかけてきます。そして、どんどん手が出てくる執拗なディフェンスに押され気味の日本。第1ピリオドは14-17と3点差で凌ぎましたが、ディフェンスから翻弄され、一気に点差をつけられて前半終わって24-37、リードは13点に開かれます。
 後半、日本もディフェンスからオフェンスにつないで得点。しかし相手もしっかりと決め返し、点差を詰めることができません。さらに好ディフェンスをした後、オフェンスでのミスが続いて連続得点を決められず、その間に安養KGC(韓国)に失点されてしまいました。最後まで流れを引き寄せることなく62-84、22点差をつけられて敗れ、連敗を止めることはできませんでした。

 アメリカ選抜戦と比べ、選手たちの試合に臨む姿勢に対して鈴木 貴美一ヘッドコーチは、「今日の選手たちはしっかりと戦ってはいました」と評価しました。しかし試合内容については、「非常に良いディフェンスをしましたが、その後のオフェンスでは、走ってる時のコース取りが悪くターンオーバーをしたり、ミスにつながったり、かなりもったいないプレイが多くありました。特にトランジションのスペーシングの悪さが目につきました。良いディフェンスをした後の、オフェンスの切り替え時のガードのポジションやボールの持って行き方が、スローダウンしている時は良いのですが、ファストブレイクの形が悪く、逆に相手に得点を与えてしまいました。この反省点をしっかり練習しなければいけないと感じてます」と、課題が多く見えた試合となりました。

 試合後、#14金丸選手は、「今日の試合は、みんなの戦う姿勢が見えたので、敗れはしましたが昨日よりも良いゲームでした。しかし、内容は悪い部分がたくさんありました。例をあげれば、相手のセンターにダブルチームに行った時に他の4人のローテーションが崩れるなど、まだまだ日本のやるべきことが出来ていない部分が浮き彫りになりました。しっかり修正して最終戦を頑張ります」と、試合後の記者会見でコメントしました。7試合を終えて、「最初の2戦はスタートで出してもらいましたが、振り返れば完全に受け身になっており自分からアクションを起こさず、ボールがくるのを待ってからシュートを打っていました。それがプレイングタイムが少なくなって行く原因でした。ようやく昨日の試合(アメリカ選抜戦)から少しずつ調子を取り戻せたと思っています。試合前の練習でも鈴木ヘッドコーチから『もっとアグレッシブにやれ』と渇を入れていただき、気持ちを入れ替えました。今日はディフェンスからリズムを作っていったら、自分の良さが少しずつではありますが出せるようになりました」と、本日15得点を挙げた#14金丸選手は話し、これまでの内容を振り返ってくれました。

第7日目(8月24日) 試合結果
○ アメリカ選抜(5勝1敗) 77-66 ヨルダン(1勝5敗) ●
○ フィリピン(5勝1敗) 77-75 イラン(5勝1敗) ●
○ 安養KGC(韓国)(4勝2敗) 84-62 日本(2勝5敗) ●
○ チャイニーズ・タイペイ(4勝2敗) 84-66 チャイニーズ・タイペイB(0勝7敗) ●

 7連戦を終えたハヤブサジャパンは、ようやく休息日を迎えます。午前中に練習を行い、午後からはゆっくり体と気持ちを休ませて、最終戦のレバノン戦へ体調を整えます。休んだ分、しっかり勝って終われるように全力を尽くします。

 また、男子U-18日本代表が準決勝進出を決め、来年開催されるFIBA U-19世界選手権出場まであと1勝に迫っています。鈴木ヘッドコーチは「渡邊選手と角野選手は短い期間でしたが日本代表候補として一緒に合宿し、その仲間たちが活躍しているのはうれしいです。みんな若い選手たちですので思いっきり、伸び伸びプレイしてください。この活躍はU-18日本代表スタッフ、選手の皆さんが一生懸命取り組んできた結果だと思います。ここまで来たからには、もう一つ勝って、ぜひ世界選手権出場を決めてください」と、エールを送っています。
 ジョーンズカップでのハヤブサジャパンの試合はありませんが、男子U-18日本代表は、本日8月25日(土)18:00より、世界選手権への出場権を賭けて準決勝・中国戦が行われます。ご声援をよろしくお願いいたします。

第8日目(8月25日) 試合日程
13:00~ レバノン vs アメリカ選抜
15:00~ チャイニーズ・タイペイB vs ヨルダン
17:00~ イラン vs 安養KGC(韓国)
19:00~ フィリピン vs チャイニーズ・タイペイ
※時間=現地時間
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