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日本代表

ハヤブサジャパン 平成26年度男子日本代表チーム 第2次強化合宿開催報告

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2014年6月23日

試合勘を取り戻すために行われた紅白戦

自信を持ってプレイする小野 龍猛選手

 6月17日(火)~21日(土)の期間、味の素ナショナルトレーニングセンターにて第2次強化合宿を実施したハヤブサジャパン 平成26年度バスケットボール男子日本代表チーム。ディフェンスに取り組んだ今合宿について、「まだまだ激しさが足りないですし、細かい部分はこれからです」と話す長谷川 健志ヘッドコーチ。しかし、学生時代やユニバーシアード日本代表として、長谷川ヘッドコーチの下で経験した選手が多い分、スムーズに動けている印象を受けました。オフェンスについては、「チーム全員が目指す意図を理解してくれています。早い展開から効率の良いバスケットをするために、ハーフコートでボールと人が動き、スペースをあけながら攻めることができ始めています」と話しており、順調にきています。

 6月20日(金)の午後練習時には、初めて10分×4ピリオドの紅白戦(スクリメージ)が実施され、確率良くシュートを決めていく選手たち。「状況判断ができており、無理なくフリーでシュートを打てているから確率が良くなりました。また、オフェンスリバウンドに全員が飛び込んでいることも理由のひとつです。動きの中でシュートを打てており、周りがリバウンドを意識してる分、硬くならずにシュートが打ちやすくなっています」と長谷川ヘッドコーチは説明。この紅白戦は、合宿中にお世話になっている味の素ナショナルトレーニングセンターで働く方々に見学していただきました。意図としては、「初めて見る方に5つのキーワードが伝わるべきであり、それがスポーツです」と長谷川ヘッドコーチは言います。ハヤブサジャパンが掲げる規律・勤勉・協力・実行・情熱の5つのキーワードが少しでも伝わったのか、見学者たちから要所で拍手が起こりました。

 日本代表候補初選出の小野 龍猛選手(千葉ジェッツ)ですが、2007年、2011年にはユニバーシアード日本代表として世界へ挑んできました。世界4位となった2007年の時は最年少、2011年はJBL(現NBL)で1年を経験した最年長で選出されており、FIBA ASIAカップへ臨むメンバーの大半と一緒にプレイした経験があります。トヨタ自動車アルバルク東京から千葉ジェッツへ移籍した昨シーズンは、スタートで起用され活躍した小野選手。「これまでも日本代表への思いは強かったです。昨シーズンはスタッツとかを考慮すれば、選ばれるかもしれないと心の中では思っていました」。197cmの小野選手はインサイド組に入っていますが、「自分の強みはアウトサイドからのプレイもできることですので、そこは十分出していきたいです」と言うように、長所をしっかり出してアピールしています。

 大学時代、長谷川ヘッドコーチの下で4年間を過ごした辻 直人選手(東芝ブレイブサンダース神奈川)は、「青学(青山学院大学)の時を思い出させるような日々です。ムービングが多い練習なので、その分きついですね」と感想を述べました。「みんながボールをシェアしながら、ボールが止まる時間も少なく攻められるので、相手も守りにくくなると思います。良い時にはボールが動きますしスペースを取れていますが、うまくいかない時はパスばかり見てしまってタフショットになってしまうところもあります。最初のチャンスからシュートを狙っていかないと悪い流れになってしまいます。いつでもリングを見て攻め気を持っていかないと、長谷川ヘッドコーチが求めるプレイは成立しません」と言うのが、ハヤブサジャパンの目指すバスケットです。

 紅白戦では良い動きも随所で見られたハヤブサジャパン。いよいよ第3次強化合宿は日本を離れ、韓国遠征を実施。小野選手は、「躊躇することなく積極的にアタックしていきます」と言い、辻選手は「シューティングガードはNBLのシーズンを通してやってきたことがどこまで通用するか試したいですし、そこは楽しみです。ポイントガードでは相手のプレッシャーも激しいので、それに慣れて乗り越えられれば、FIBA ASIAカップへ向けて良いステップになるはずです」とそれぞれ意気込みを話してくれました。

 韓国遠征は6月24日(火)~7月1日(火)の1週間、韓国代表や韓国プロチーム、アメリカの大学チームと計5試合を行いながら、強化を進めていきます。そして帰国後、まもなく7月11日(金)〜19日(土)には「第5回FIBA ASIAカップ」(中国・武漢)が開幕。韓国遠征が12名のメンバーへ残るための競争であり、アピールする場でもあります。
 韓国遠征へ向け、長谷川ヘッドコーチは、「ここまで順調に来ていますが、悪いところを発見するための遠征でもあります。うまくいかない時に選手たちがどう判断し、どう乗り越えるかということが一番の強化になります」と話しています。FIBA ASIAカップまでに修正できるように韓国遠征で多くの課題点を見つけ、成長へとつなげていきます。
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