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煌めく青春 南関東総体2014(インターハイ) 大会第3日目 現地レポート -2年生エースがシード校に挑む-

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2014年8月4日

23点、10リバウンドとダブルダブルの活躍を見せた福岡大学附属若葉 #8内尾 聡菜選手

今年、FIBA U-17世界選手権を経験した明星学園 #7中田 珠未選手と大阪桐蔭 #15西岡 里紗選手のマッチアップ

 「平成26年度全国高等学校総合体育大会 第67回全国高等学校バスケットボール選手権大会」は第3日目。男女3回戦 計16試合が行われ、本日の結果でベスト8が出揃いました。

 男子は第1シードの茨城・土浦日本大学が新潟・帝京長岡に、第4シードの愛知・中部大学第一が宮城・明成に敗れました。更には、第5シードの香川・尽誠学園が沖縄・県立小禄に、昨年度のインターハイ準優勝チームである静岡・藤枝明誠が北海道・東海大学付属第四に敗れるなど、まさに男子は群雄割拠さながらの状態になっています。明日からの準々決勝も目の離せない試合が展開されそうです。

 一方の女子は、トーナメント表のいわゆる「四つ角」にいるシード校が、試合内容はそれぞれ異なるものでしたが、それでも揃って準々決勝に勝ち上がりました。このまま4つのシード校が順当に準決勝に進出するのか、それとも彼女たちに対抗し、上回るチームが出てくるのか、女子の準々決勝も激しい戦いが予想されます。

 その女子のシード校に挑む4つのチームの中に“2年生エース”のいるチームがあります。福岡・福岡大学附属若葉の#8
内尾 聡菜選手がその1人です。1回戦の神奈川・県立旭戦では鳴りを潜めていましたが、今日の石川・県立津幡戦では両チームトップの23得点、リバウンドも両チームで唯一2ケタの10リバウンドを挙げるなど、ダブルダブルをマークしました。まさにエースの面目躍如と言っていいでしょう。試合後、池田 憲二コーチは「今日のように、チームとしてまずいという雰囲気になった時だけスイッチが入る」と少し不満顔でしたが、内尾選手自身はチームのスタイルであるディフェンスを意識して、そこからリズムを作っていくことを考えていたそうです。その上で「オフェンスでもいつも『攻撃のバリエーションを増やしなさい』と言われているので、1回戦では#15二ノ宮 可南選手とのハイロープレイが中心になっていましたけど、今日は1対1も心がけました」と明かしてくれました。その言葉どおり、合わせのプレイだけではなく、積極的なドリブル1対1や3Pシュートも披露して、チームの勝利に貢献していました。

 もう1人、大阪・大阪桐蔭の3年生センタ-・#15西岡 里紗選手が「2年生だけど、自分よりもレベルの高い選手」と認めたのが、東京・明星学園の#7中田 珠未選手です。両チームの対戦となった今日の試合でも、西岡選手をしっかりと抑え込みながら、オフェンスでは15得点を挙げています。中田選手は「女子U-17日本代表で一緒に戦った西岡さんとマッチアップをするということで、前日の対山形市立商業の試合をチェックしました。その試合で西岡さんは34得点。彼女をどう抑えるかを第一に考えて、試合に臨みました。結果として前半だけで6得点に抑え、後半は西岡さんが怪我で出られなくなってしまったのは残念でしたけど、それでも彼女を抑えることができたのが勝因だと思います」と言います。その言葉どおり、中田選手は完全に西岡選手へのパスを完全に封じ込めていました。「西岡さんに簡単にボールを持たせてしまったらやられてしまうので、いかにペイントエリアの外で持たせるかを考えて守りました。これはFIBA U-17女子世界選手権で日本代表として外国人選手を守るときにやった守り方で、それを西岡選手にもしてみたんです」。世界で戦った経験がインターハイでも生きたというわけです。

 この2人の“2年生エース”が明日、シード校に挑みます。内尾選手擁する福岡大学附属若葉は、愛媛・聖カタリナ女子と、中田選手を擁する明星学園は千葉・昭和学院と対戦します。「聖カタリナ女子は3Pシュートがよく入るチーム。間合いを詰めて3Pシュートを打たれないようにしながら、味方と連携しながら守りたいです。若葉の持ち味はディフェンスからオフェンスにつなげることなので、まずはディフェンスでしっかり頑張りたいです。その上でオフェンスでは今日のように積極的に1対1をしていきたいです」。福岡大学附属若葉の内尾選手がそう言えば、明星学園の中田選手は「昭和学院とは関東大会で対戦して負けています。そのときはエースの赤穂 さくら選手を15点くらいに抑えたり、第3ピリオドではチームとして2~4点くらいに抑えたのですが、そのときに自分たちの得点も伸びていかなかったんです。けっして簡単に勝てる相手ではありませんが、失点を抑えられるピリオドもあると思うので、その時にどう得点を取るかがポイントだと思っています。その点もU-17女子世界選手権で経験したプレイを出していきたい」と言います。

 2年生だからこそできる思い切りのよいプレイを出せれば、チームに勢いを与え、そして勝利の扉が開くことも十分に考えられます。ベスト4を決める大会4日目は、シード校に挑む“2年生エース”の活躍にぜひ注目してください。

 煌めく青春 南関東総体2014の試合結果は、千葉県協会 大会特設サイトにてBOXスコア、レポートとともに掲載されています。また、JBA大会特設サイトでは、連日熱戦を繰り広げている今大会のフォトギャラリーを更新しています。是非、ご覧ください。
 さらに、今大会の試合の模様は、全国高体連公式 インターハイ応援サイト「インハイ.tv」にて、インターネットLIVE配信(無料)を行なっています。高校バスケの熱い戦いをお見逃しなく。
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