2023年のFIBA女子アジアカップで日本代表は、決勝で中国に71-73と惜敗し、6大会連続優勝とはならなかった。しかし、要所での勝負強さや粘り強いディフェンスは依然として高い水準にあり、準優勝という結果はアジア圏内で依然としてトップクラスの実力を保っていることを証明した。
6大会連続優勝を狙ったが、決勝で中国に惜敗。とはいえ、準決勝でオーストラリアを破るなど、アジアの強豪国を相手に高い戦いぶりを見せ、総合力の高さを証明した。オフェンス面の改善として、より整理された攻撃方法とラインナップが成果につながり、成長の兆しが見えた。
恩塚亨ヘッドコーチの綿密な分析力をベースに、ガードからセンターまで連動したディフェンスを展開。ターンオーバーや24秒バイオレーションを誘発し、速攻への布石とする日本らしさは引き続き光った。
映像39_アジアを圧倒するハードなディフェンス-ボールプレッシャー&ディナイ
映像40_リズムを掴んだオフェンス
映像41_ビッグマンの3PTが光ったFIBA女子アジアカップ
映像42_存在感を見せた宮崎
映像43_安定の高田
映像44_課題となったパスのTO
2023/6/26
日本 94-53 チャイニーズ・タイペイ [BOXSCORE]
2023/6/27
日本 95-57 フィリピン [BOXSCORE]
2023/6/28
日本 91-66 オーストラリア [BOXSCORE]
2023/7/1【準決勝】
日本 88-52 ニュージーランド [BOXSCORE]
2023/7/2【決勝】
日本 71-73 中国 [BOXSCORE]
FIBA女子アジアカップ後に開催されたアジア競技大会では、6連覇を阻まれた中国とのリベンジ戦が実現した。序盤に10点リードされながらも後半にディフェンスから立て直し、同点まで追いたが、逆転には至らず、72-74の2点差で惜敗。しかし、1994年広島大会以来となる銀メダルを獲得という結果は誇れるものである。中国は身長も高く、若手の成長が著しい。今後我々の壁となり、良いライバルとなる。
2023/9/27
日本 118-46 ホンコン・チャイナ
2023/9/29
日本 92-30 カザフスタン
2023/10/1
日本96-59フィリピン
2023/10/2【準々決勝】
日本 89-47 インドネシア
2023/10/3【準決勝】
日本 81-58 韓国
2023/10/5【決勝】
日本 72-74 中国