パリを振り返って(オフェンス)

スペイン ピック

世界の中でもっともスペインピックを使っていたのは日本と言っても過言ではない。単純な2メンゲームではなく、3人を絡めることでディフェンスすることは難しくなる。そんな中、24秒が少なくなった時でも1人で打開するのではなく、チームで攻めるということを目的として、スペインピックを用いた。その結果、ISOの割合が少なくなったことは間違いなく成果と言えるだろう。
スペインピックからいくつかのパターンを作り出し、選手たちはそれを機能的に使いオープンを作り出していた。林はスペインピックを有効的に使っていた選手であった。ただし、相手はスイッチやアンダーを用いて、相手に与えていいシュートと守るシュートを分けていた。それが結果としてPPPが低くなった原因であった。

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映像108_シューターをオープンにさせたスペインピック

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映像109_ビッグマンのクリエイトにもつながるスペインピックアクション

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映像110_スペインピックの課題:ダイバーのアドバンテージを得ることができなかった

SPAIN PICK PPP


POSS Pts PPP
vs アメリカ 11 8 0.73
vs ドイツ 10 11 1.11
vs ベルギー 8 3 0.38
TEAM 29 22 0.76

PLAY CALL

PLAY CALL
STACK
POSS PTS PTS/PSS
"1" 19 11 0.58
1 DOWN 7 6 0.86
1 SIDE-4 1 3 3
"2" 2 0 0
GET STACK 2 0 0
DRAG STACK 1 2 2