パリを振り返って(ディフェンス)

ペイントディフェンス

リング近辺の失点数は今大会も多かった。またPPPは2番目に高い結果であった。PNRやPOSTの部分で後述するが、ショットブロッカーがいない日本はリング近辺にボールが入ると失点に直結する。いかにボールがリング近辺に侵入する前に対応するかが重要である。
リング近辺のディフェンス効率が最も低いフランスに着目してみる。今大会唯一PPPが0.98と1を下回った。リング近辺のオフェンス効率が最も高いアメリカの0.815と平均1.25を大きく下回るディフェンスを発揮した。ここに関しては「世界のスタンダード(フランス)」のページで触れていく。
世界のショットブロッカーとして、アメリカのエイジャ・ウィルソンとベルギーのエマ・ミースマンを紹介する。彼女たちのショットブロックはまさに世界基準であり、日本国内では体験できないショットブロックである。

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映像131_コンテストの上から決められるシュート

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映像132_世界のショットブロッカー:Aja Wilson

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映像133_世界のショットブロッカー:Meesseman

Around the Basket

順位 チーム Pts PPP FG% Block
1 プエルトリコ 21.0 1.050 50.0% 1.7
2 アメリカ 24.0 1.171 56.9% 5.8
3 セルビア 24.3 1.141 55.3% 2.3
4 フランス 25.2 0.981 48.1% 4.3
5 オーストラリア 27.0 1.052 49.4% 3.7
6 ベルギー 27.8 1.012 49.1% 5.2
7 ナイジェリア 29.5 1.311 64.4% 1.8
8 スペイン 30.0 1.132 52.8% 2.3
9 ドイツ 30.3 1.198 58.4% 2.3
10 カナダ 36.3 1.172 57.0% 3.0
11 中国 36.3 1.135 55.2% 1.7
12 日本 43.7 1.272 62.1% 0.7

Block Shot Rank