パリを振り返って(ディフェンス)

ターンオーバー

ハードなプレッシャーディフェンスを表現することで、相手のミスを誘発させ、自分たちのトランジションディフェンスに繋げることが必要であったが、結果的にターンオーバーを多く誘発することはできなかった。ただし、ターンオーバーからのオフェンスはチームに勢いを与え、エナジー溢れるプレーに繋がった。また、ターンオーバーを誘発できなかったが、日本のプレッシャーディフェンスは相手にとって脅威になり、相手のやりたいストーリーを崩すことにつながった。ただし、相手のリズムでバスケをさせないためには、全員がハードなディフェンスができることが求められる。そこにはコンタクトスキルや体力も必要だが、強靭な忍耐力と戦う意志が必要となる。

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映像128_プレッシャーディフェンスからのオフェンス

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映像129_相手を嫌がらせることができたプレッシャーディフェンス

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映像130_プレッシャーを回避するためにクイックなパス回し、ビッグマンエントリー

Opp TO% RANK

順位 チーム TO% TO
1 フランス 23.2% 20.0
2 ナイジェリア 23.1% 21.0
3 セルビア 20.1% 16.5
4 スペイン 19.6% 17.0
5 プエルトリコ 18.0% 15.0
6 カナダ 17.4% 15.0
7 ドイツ 16.8% 14.3
8 ベルギー 16.2% 14.7
9 アメリカ 15.6% 13.7
10 オーストラリア 14.9% 12.7
11 日本 14.9% 13.7
12 中国 7.0% 6.0

Opponent TO% (パリ2024オリンピック)


eFG% TO% TO POSS PPP
vs アメリカ 57.1% 12.4% 12 97 1.052
vs ドイツ 42.2% 17.4% 16 92 0.815
vs ベルギー 55.6% 14.9% 13 87 0.977
パリ2024オリンピック 52.1% 14.9% 13.7 92.0 0.949
FIBA OQT 2024 50.8% 14.5% 12.3 85.0 0.933
FIBA女子ワールドカップ2022 41.2% 13.3% 11.4 85.6 0.778
東京2020オリンピック 54.8% 15.9% 13.5 85.0 0.951