「東日本大震災」被災地復興支援　ＪＸ-ＥＮＥＯＳ ウインターカップ２０１１ 平成23年度 第42回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

　機動力を発揮して勝ち上がった四日市工業を、今大会の初戦を迎え気合の入る前橋育英との対戦。　

　第一ピリオド、四日市工業３－２ゾーン、前橋育英マンツーマンでスタート。四日市工業は＃１３安藤が中心となって攻撃を仕かけ、＃１０松田もリバウンドに頑張る。前橋育英は＃７船生のドライブインやリバウンドで得点する。両チーム互角の展開で２３－１６と前橋育英リードで第１ピリオドを終了する。　

　第２ピリオド、前橋育英＃６小町の連続３Pと＃７船生のミドルシュート、リバウンドで差を広げる前橋育英に対し、四日市工業も＃１３で応戦する。しかし、前橋育英の３Pが決まりだすと前橋育英ペースになる。四日市工業はディフェンスをマンツーマンにするが、前橋育英の＃６、＃７を止められず点差はひらく。その後も前橋育英のペースで５０－２３と２７点差で前半を終了する。　

　第３ピリオド、四日市工業はディフェンスを３－２ゾーンに戻し前橋育英を揺さぶる。立ち上がりこそ主導権をとった四日市工業であったが、前橋育英も＃５栗原のゴール下での活躍ですぐに立て直す。四日市工業は機動力を生かし積極的にシュートを放ち＃１５が３Pを決める。守っては前橋育英の＃６、＃７を押さえ、一気に点差をつめていく。６４－６０と互角の展開で第３ピリオドを終了する。　

　第４ピリオド、四日市工業＃１３、前橋育英＃６の両エースの活躍で互角の展開となる。四日市工業はディフェンスをマンツーマンにしリバウンドを固める。四日市工業＃９船尾の３Pと＃１２山本の内外角にわたる活躍で、残り１分で同点に追いつく。しかし、前橋育英１分過ぎに得たフリースローを＃８牧が１本沈め１点リードする。四日市工業はファウルゲームに持ち込み、攻撃権を得ようとするが、得点に結びつかない。最後は前橋育英が８０－７８と２点差で逃げ切り、３回戦に駒を進めた。