「東日本大震災」被災地復興支援　ＪＸ-ＥＮＥＯＳ ウインターカップ２０１１ 平成23年度 第42回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

　第１ピリオド、湘南工科は＃８大熊、＃４河野のドライブなどで得点を重ね、小林の外からのシュートが落ちると、速攻に結びつけリードする。しかし、湘南工科＃5沼田が３つ目のファウルをして交代すると、攻撃のリズムがつかめず小林ペースに変わる。６分には小林＃４平澤津のジャンプシュート、＃９古藤のドライブインで１４－９と逆に小林がリードする。小林は落ち着いたプレイで湘南工科のファウルを誘う。小林ペースで第１ピリオドを終了する。　

　第２ピリオド、湘南工科はディフェンスで粘りをみせ、小林のトラベリングを誘う。オフェンスでもゴールに積極的に向かい得点する。展開も速攻を決めるなど、湘南工科ペースで試合は進む。残り７分、小林はディフェンスをゾーンに変えるが、湘南工科のペースは変わらず、５分には２５－２５と同点となる。その後は一進一退の攻防がとなり、１点を争うゲームとなる。しかし、残り３分を切ったあたりから、小林はシュートが決まらなくなり、湘南工科は早い展開に持ち込み、残り２分には湘南工科が７点リードする。小林はタイムアウトを取り、立て直しを図る。湘南工科の粘りにペースをつかめなかったが、終了間際,小林＃４の連続ゴールで同点に追いついたが、最後にファウルとパスミスで相手にフリースローを与えてしまう。　

　第３ピリオド、湘南工科はファウルでベンチに退いていた＃５を出し、本来のメンバーに戻す。小林は＃４の３Pで逆転するが、湘南工科も＃４の連続ゴール、＃５のジャンプシュートなどで再逆転する。小林は湘南工科のディフェンスを中々崩すことができず、５分湘南工科６点リードの場面で小林タイムアウト。小林はリズムがよくなり、１点差にまで詰め寄る。その後も、両チームディフェンスを粘り、好ゲームとなる。２分を切ってからは小林は集中力を見せ、湘南工科の隙をつき、逆転。１点差で小林リードして第３ピリオドを終了する。　

　第４ピリオド、両チーム逆転につぐ逆転で、シーソーゲームとなる。小林は＃４の３Pからリズムがよくなり、ペースをつかみ優位に試合を運んでいく。しかし湘南工科も＃４が３P、＃１１伊藤がレイアップを決め、再度逆転する。残り３分湘南工科が＃４のレイアップシュートで５点リードを奪う。小林タイムアウト。しかし追いつけず、残り１分半、７点湘南工科がリードの場面でサイドタイムアウトをとる。最後は湘南工科が粘りを見せ、小林を振り切り、３回戦進出を果たした。