「東日本大震災」被災地復興支援　ＪＸ-ＥＮＥＯＳ ウインターカップ２０１１ 平成23年度 第42回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

両チーム共にハーフコートマンツーでスタート。柴田女子は＃１４中村の３Ｐで先制すると、その後も１対１を仕掛け、ファウルを誘う。一方、東京成徳は＃１５鈴木のゴール下や＃４根岸のジャンプシュートなどで着実に得点していく。柴田は成徳の堅い守りにやや攻めあぐむが、＃１４のドライブなどでなんとか喰らいつく。それに対し成徳は落ち着いたゲーム運びで徐々に主導権をつかんでいく。成徳はゾーンプレスを仕掛け、スティールから＃５三上のジャンプシュート、＃８久岡の３Ｐで１８－１１とリードを広げると、開始６分２０秒、柴田がたまらずタイムアウト。しかしその後も成徳は＃５のジャンプシュートで着実に得点を重ね、２２－１５成徳リードで第１ピリオド終了。　
第２ピリオドに入っても柴田は成徳の堅い守りに思うようにリズムをつくれない。成徳は＃４のジャンプシュートや、スティールから＃６伴の得点で２８－１８とリードを広げていく。柴田も＃１４の１ＯＮ１や＃７川崎のジャンプシュートで応戦するも、成徳の厳しいディフェンスからの速攻でリードは縮まらず、３４－２４と成徳リードのまま前半を終了する。　
第３ピリオド、成徳は柴田の＃１４に対してプレッシャーをかけると、柴田は苦しい展開になる。それに対し成徳は＃４の速攻などで得点を伸ばしていく。柴田は残り５分３０秒にタイムアウトを取り流れを変えようとするが、成徳＃１５のゴール下などで逆にリードを広げられてしまう。その中でも柴田は、＃１４がリバウンドやゴール下などで必死に応戦すると、徐々に流れが変わっていく。成徳はターンオーバーが目立ち始め、柴田＃５関のスティールなどで点差が縮まる。柴田は＃９成田のドライブで得点し、勢いを取り戻したところで第３ピリオド終了。４５－３６成徳リードのまま最終ピリオドへ。　
第４ピリオド、成徳は＃５のジャンプシュート、＃１５のターンシュートで落ち着きを取り戻したかに見えたが、ターンオーバーが多く流れをつかみきれない。柴田は＃１４がインサイドで連続で得点し、５１－４４と徐々に点差を縮めていく。しかし、その後成徳はディフェンスをさらに厳しくし、柴田の勢いを止めにいく。成徳は＃１５のインサイドで柴田を突き放し、５７－４４で東京成徳大学が勝利を収め、２回戦へ駒を進めた。