「東日本大震災」被災地復興支援　ＪＸ-ＥＮＥＯＳ ウインターカップ２０１１ 平成23年度 第42回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

第１ピリオド、滋賀短期大学附属は３－２のマッチアップゾーン。福岡大学附属若葉はハーフマンツーマンでスタートする。出だし滋賀は、＃５金本のゴール下で先制。福岡は＃５松本のジャンプシュートで入れかえす。その後、滋賀＃４木村がドライブを決めれば、福岡も＃１４西村のジャンプシュートで応戦。第１ピリオドはどちらも譲らず１３－１３で終わる。　

　第２ピリオド、福岡は、＃９黒木・＃５松本のゴール下で連続得点。それに対し、滋賀も＃５のポストプレーや、＃８堀本のゴール下シュートで一進一退の攻防となる。滋賀のフレックスオフェンスに対して、福岡は堅い守りでイージーシュートを打たせない。その間、滋賀のゾーンも激しさを増すが、福岡が隙をつき、＃１４のジャンプシュートで前半は２３－３０と福岡の７点リードで前半終了。　
　前半ロースコアの展開から、第３ピリオドに入ると滋賀は１－４のハイスクリーンからプレーを組み立てる。一方、福岡は＃８熊本にボールを集め始める。残り８分２７秒、滋賀＃４木村が４つ目のファウルでベンチにしりぞくと、福岡は、４連続ゴールでリズムをつかみ始める。２７－４０と13点差に開いたところで、滋賀がたまらずタイムアウト。しかし、福岡は、＃５松本のゴール下や＃９黒木の速攻からジャンプシュートで得点し、スティールからの速攻でいっきに１９点リードする。その後も福岡の勢いは止まらず、＃１４西村のミドルシュート、＃１０吉武の３Ｐ、＃５のゴール下で第３ピリオド３１－５７と２６点差で終了。　

　第４ピリオド、滋賀はマンツーマンに変えるが、福岡は＃９、＃４藤の３Ｐ、＃９のジャンプシュートでつきはなしにかかる。滋賀はディフェンスを１－２－２のゾーンプレスにして流れを変えようとする。滋賀＃５のリバウンド、＃７川口の３Ｐ、＃４のドライブで反撃をこころみるが、福岡はあとから出場したベンチメンバーも冷静にゲームを運び５８－８０で、福岡が勝利した。