「東日本大震災」被災地復興支援　ＪＸ-ＥＮＥＯＳ ウインターカップ２０１１ 平成23年度 第42回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

　ベスト8をかけた3回戦、昭和学院と桜花学園の対戦は、第１ピリオド、両チーム共にハーフコートマンツーマンディフェンスで立ち上がる。桜花は＃４三好のスピードを生かした早い展開から＃１４馬瓜、＃１５河村がリバウンドに持ち込み得点していく。対する昭和は、＃９余郷がドライブイン等で果敢に攻めるが、＃１５にブロックショットされ、得点が伸びない。２８－２１桜花リードで終了。　
　

　第２ピリオド、桜花の流れは変わらず続く。＃１４、＃１５がリバウンドを取り、＃４が持って行き、＃１４＃１５がオフェンスリバウンドをもぎ取るといった理想的な展開で得点を伸ばす。対する昭和は、＃６西澤のドライブ、３Ｐが出るもののインサイドへボールが入らず、アウトサイドシュート中心の苦しいオフェンスになってしまい、得点が伸びず点差が広がってしまう。５５－３８、桜花１７点リードで前半終了。　
　

　第３ピリオド、桜花の理想的な展開が続き、＃４、＃１４、＃１５が得点を重ねる。対する昭和は、インサイドが封じられているので、思うように攻められず得点が伸びない。８４－５５で終了。　
　

　第４ピリオド、桜花は、控え選手５人でスタートする。＃５ヒル、＃７板谷のスチールからのレイアップが飛び出し、更に良い展開となる。一方、昭和は、オールオートで３－２ゾーンディフェンスを仕掛けるが、肝心のレイアップが決まらず、なかなか追い上げることができない。１０４－７０で桜花学園がスタートメンバー全員を休ませるゲーム展開で昭和学院を下し、８強進出を決めた。