東日本大震災復興支援 ＪＸ-ＥＮＥＯＳ ウインターカップ２０１３ 平成25年度 第44回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

　第1ピリオド、お互いにマンツーマンディフェンス。盛岡が厳しいディフェンスと積極的なドライブ、リバウンドで先行するが、光泉も204cmのセンター#10雲林院にボールを集めて対抗し、互角の展開。盛岡がゾーンディフェンスにし、速攻とミドルを決めて4点リードで終了。　

　第2ピリオド、両チームともマンツーマンディフェンス。盛岡が立て続けに速攻を決め主導権を握る。残7分で光泉タイムアウト後、盛岡は再びディフェンスをゾーンにするが、光泉はミドルと3Pを沈めて反撃。しかし盛岡が2-2-1のプレスを仕掛けてリズムをつかみ、8点差として前半終了。　

　第3ピリオド、光泉ゾーンディフェンス、盛岡マンツーマンディフェンスで開始。ディフェンスリバウンドをとってリズムに乗りたい光泉だが、盛岡にアウトサイドでプレッシャーをかけられ、連続ターンオーバー、徐々に点差が開く。　

　第4ピリオド、両チームともマンツーマンディフェンス。#10を中心に何とか挽回したい光泉だが、#4阿部を起点とした速い攻撃を仕掛ける盛岡になかなか対応できない。ミドルシュートも入らず苦しい展開。その後、ゴール下で必死の頑張りを見せた光泉が、残り3分で7点差まで詰め寄る。しかし、終盤になると盛岡のディフェンスは更に激しさを増し、速攻を決めて勝負を決定づけた。　
結局、1ゲームを通して激しいディフェンスをやり続けた盛岡がスピードある攻撃を仕掛け、接戦をものにした。