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JBA 強化委員長就任および強化体制の一部変更に関する記者会見のご報告
2025年10月17日

会見で抱負を語る伊藤拓摩強化委員長
当協会 (JBA) は本日10月17日 (金)、都内にて JBA における強化体制の一部変更および伊藤拓摩氏 (長崎ヴェルカ 代表取締役社長 兼 GM) の強化委員長就任に関する記者会見を実施いたしました。
つきましては、その内容について以下のとおり、ご報告いたします。
■JBA 強化委員長就任および強化体制の一部変更に関する記者会見 概要
【日時】
2025年10月17日 (金) 15:00~15:50
【会場】
品川プリンスホテル (東京都品川区)
【登壇者】
公益財団法人日本バスケットボール協会 事務総長 渡邊信治
公益財団法人日本バスケットボール協会 強化委員長 伊藤拓摩
【内容】
① JBA 強化体制の一部変更について
・技術委員会から強化委員会への組織改編
・強化委員会の所管事項と各担当紹介
※[参照用] 記者会見報道資料はこちら>>
※[参照用] 本記者会見の模様は、JBA公式YouTubeにて公開します。(公開予定日時: 本日20:00 )
▽JBA公式YouTube>> https://www.youtube.com/channel/UC6yI_Ev0RGKUh0JzhdRdaZw
② 伊藤拓摩強化委員長就任について
※ プロフィールおよび就任コメントは下記参照
■伊藤拓摩強化委員長 プロフィール
氏名:伊藤 拓摩 (いとう・たくま)
生年月日:1982年 6 月30日 (43歳) ※年齢は2025年10月17日現在
出身地:三重県鈴鹿市
最終学歴:バージニア・コモンウェルス大学卒業 (アメリカ)
就任日:2025年 9 月27日
その他: B.LEAGUE 長崎ヴェルカ 代表取締役社長兼 GM
[略歴]
鈴⿅市⽴創徳中学校卒業後渡⽶し、オレゴン州テュアラティン⾼校からモントロス・クリスチャン⾼校に編⼊。最後の 1 年をマネージャーとしてコーチの勉強を始め、卒業後 1 年間アシスタントコーチ。その後、バージニア・コモンウェルス⼤学に進学し、卒業と同時に帰国してトヨタ⾃動⾞アルバルク (現アルバルク東京) のアシスタントコーチに就任。
2011年、テクニカルスタッフとしてトーマス・ウィスマン元ヘッドコーチ率いる男⼦⽇本代表に貢献。当時⾼校⽣だった富樫勇樹選⼿や渡邊雄太選⼿ら若⼿主体で臨んだウィリアム・ジョーンズカップではアシスタントコーチを務める。
2016-17アルバルク東京ヘッドコーチ、2017-20アルバルク東京テクニカルアドバイザー。2018-2020 アメリカ・G リーグ・テキサスレジェンズ・アシスタントコーチ。
帰国後、2021-22 ⻑崎ヴェルカ GM 兼ヘッドコーチ、2022シーズンより GM、2023年1⽉より GM と兼任して代表取締役社⻑に就任。
現在に至る。
[就任コメント]
「まずはこのような重要な役割をお任せいただき、身の引き締まる思いでいっぱいです。そして、これまで日本バスケットボールの発展に尽力されてきたすべての皆様に心から感謝申し上げます。これまでずっと日本のバスケットボール界を支えてこられた先輩方の想いをしっかりと受け継いでいきます。
まず、強化委員会としての短期的な目標は 3 人制、5 人制、男女、すべてのカテゴリーの2028年ロサンゼルスオリンピック出場です。私の就任にあたり、全面的にバックアップするとの心強いお言葉をいただきました。すべてのカテゴリーにおいて、最強ジャパン、最高の一体感を作り上げていきたいと考えています。
一方、強化委員会の長期的な目標としては、各部会が連携をしながら日本を世界水準に上げていくことだと思っています。強化委員会と聞くとまず「代表チーム」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、この各部会こそが日本バスケットボールの基礎です。それぞれの部会が世界を意識し、世界を知り、世界を肌で感じ、自分たちの現状を理解し、発展していく。その循環が生まれたときに継続的かつ、再現性のある全体の強化になると信じています。
最後に、日本のバスケットボール界は選手、コーチ、スタッフだけではなく、そこに関係するご家族、ファンをはじめ、支えてくださるすべての方々の力によって歩んできました。今後とも皆様と力を合わせ、日本のバスケットボールをさらなる高みに押し上げていければと思います。よろしくお願いいたします」