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3×3日本代表:ロサンゼルス2028オリンピックへ向かってスタートを切る「FIBA 3×3アジアカップ2026」開幕

2026年4月3日

3x3女子日本代表は現地で出場チームと実戦形式の強化

国際経験豊富な3x3男子日本代表選手たち

 シンガポールにて4月1日より開幕した「FIBA 3×3アジアカップ2026」。2日間の予備予選を終え、本日4月3日(金)より3×3女子日本代表が、明日4月4日(土)は3×3男子日本代表がそれぞれ3チーム総当たりの予選プールに登場。4つに分かれた予選プールの上位2チーム、計8チームが4月5日(日)の決勝トーナメントに駒を進め、アジアNo.1を決めます。選手たちがさまざまな大会に出場して得るポイントの合算が、国別FIBAランキングに反映されます。2027年12月時点でアジアオセアニア大陸の上位2チームが、ロサンゼルス2028オリンピックへの切符を手に入れます。3×3日本代表としては今大会から、オリンピックレースのスタートを切ります。

■スケジュール
【女子】予選プール:4月3日(金)

17:25 日本 vs シンガポール
20:05 日本 vs チャイニーズ・タイペイ

【男子】予選プール:4月4日(土)
17:25 日本 vs シンガポール
20:05 日本 vs 韓国

決勝トーナメント:4月5日(日)
準々決勝・準決勝・3位決定戦・決勝

FIBA 3×3公式YouTubeにて全試合配信
https://www.youtube.com/@FIBA3x3/

 3×3女子日本代表は3月28日と29日の国内直前合宿を経て、シンガポール到着後も昨年チャンピオンのオーストラリア、ニュージーランドとのスクリメージを行い、実戦形式の強化を積み重ねてきました。初選出された野口さくら選手(アイシン ウィングス)と花島百香選手(ENEOSサンフラワーズ)ですが、アンダーカテゴリーで世界大会に出場した実績があります。

 4年ぶりに3×3へ挑む野口選手は2019年、18歳のときに出場したFIBA 3×3 U18ワールドカップで世界5位。同じ年には飛び級で3×3女子U23日本代表にも選出され、FIBA 3×3ネーションズリーグ参戦。5人制でも2年前のパリ2024オリンピック出場権を懸けた最終予選メンバーとして女子日本代表入りを果たしました。182cmの野口選手は、「脚力を生かしたプレーを評価してもらえたと思っています。カッティングやオフボール、オンボールでもスクリーンプレーこだわって戦っていきたいです」と思いっきり長所を発揮できる3×3を楽しんでいます。

 花島選手も3×3日本代表としては初選出ですが、3×3女子U21日本代表として2023年から国際大会へ出場。FIBA公式戦とともに2023年アジア競技大会を含め、43試合のキャリアを誇ります。昨年はFIBA 3×3 U23ワールドカップへ出場し、世界4位と大健闘。数ある実績を持って臨むFIBA 3×3アジアカップですが、「FIBA 3×3ネーションズリーグでは経験が少ない選手もいました。しかし、今大会には3×3経験豊富な選手や同じチームで長く一緒にプレーしてきたり、そもそも経験年数が長いことでバスケIQの高い選手がとても多いと思います。未知な感覚が私の中ではあるのでそこも楽しみながら、金メダルを目標にがんばります」とひとつ上のカテゴリーに挑みます。

 シンガポールで開催された3×3.EXE SUPER PREMIER 2025-2026 FINALへ3選手が出場し、現地集合となった3×3男子日本代表。UTSUNOMIYA BREX.EXEに所属する仲西佑起選手(現・NINJA AIRS)と初選出のクーリバリ・ソロモン選手は、初戦のシンガポールとすでに対戦し、21-12で勝利。昨年大会でも準々決勝であたり、21-17で日本が準決勝進出。しかし、毎年のように開催国として招致するシンガポールは3×3に力を入れており、実力もつけてきています。女子より1日遅い初戦のため、今日の練習も有効活用して4人のケミストリーを高めていきます。

 昨年、男子は惜しくもメダルに届かず4位、女子は過去最高位となった銀メダル獲得。もちろん今年は男女揃って金メダル獲得が目標です。ヘッドコーチ、選手の意気込みを以下にご紹介します。

●3×3女子日本代表:前田有香ヘッドコーチ
 今回選出した4人で国際大会を戦うのは初めてですが、これまで経験している選手がおり、最年少の花島選手もFIBA 3×3ネーションズリーグや昨年はFIBA 3×3 U23ワールドカップを戦ってきました。それぞれの経験を生かしながら、チーム力で戦っていきたいです。そのためにもまずは選手一人ひとりの長所を発揮しながらチーム力を上げ、なおかつ去年から3×3女子日本代表のスタイルを積み上げてきたところからさらに進化して、今シーズンの弾みをつけられるようにがんばっていきます。

●3×3女子日本代表:鶴見 彩選手
 3×3女子日本代表に選ばれたことに関して、率直にうれしい思いです。新しいチームになるので未知数ではありますが、ポテンシャルある選手たちが集まっているので、金メダルを目指してがんばっていきます。アジアのレベルもこの1年で上がっていることは感じています。でも、そこに負けない部分が絶対あると思いますので、そこを発揮できるように金メダルを取って帰れるようにしたいです。ロサンゼルス2028オリンピックに向け、ここからスタートする初陣に自分がいられることもありがたいです。スタートは何事も大切であり、前田ヘッドコーチと一緒に積み上げてきたことをコートで表現したいと思っています。

●3×3男子日本代表:中祖嘉人ヘッドコーチ
 去年は鈴木慶太コーチが出場した時(2018年大会)以来獲得できていないメダルを目標にしました。しかしその結果、メダルを狙いに行っても取れず4位に終わり、逆にメダルにたどり着いたチームはいずれも優勝を狙いに来ていることが肌感覚として分かりました。優勝を狙いに行くことが結果的にメダルに近づき、達成できれば次につながります。今大会で優勝すると来年のFIBA 3×3チャンピオンズカップへの出場権を得られます。それもオリンピック出場につながっていくので、目標は優勝です。

●3×3男子日本代表:小澤 崚選手
 前回のFIBA 3×3アジアカップは悔しい思いをしました。準決勝の中国戦で自分たちのプレーができずに負けてしまったので、しっかり対策を練って今年は絶対に優勝できるように準備していきたいと思います。個人のスタッツは特に意識はしていませんが、チームが勝つためには自分の得点は絶対に必要だとも思っています。絶対に優勝するので応援よろしくお願いします。