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3×3 U21日本代表「FIBA 3×3ユース・ネーションズリーグ 2026 -U21 アジア2-」レポート:心身ともに成長して帰ってきた大学4年生たち

2026年7月21日

国際大会でもフィジカルで負けていないことを証明した門脇瑚羽選手

石口 直選手は16試合で28本の2ポイントシュート成功

 「FIBA 3×3ユース・ネーションズリーグ 2026 -U21 アジア2-」(以下ネーションズリーグ)を終えた3×3 U21日本代表選手たちは、昨日無事に帰国しました。3×3女子U21日本代表の上野心音選手(筑波大学4年)は、ミニバス以来のキャプテンを任され、「今後のバスケ人生につながる良い経験ができました」とチームを支えたことが大きな学びとなったようです。7日間で6つのSTOP、女子は全17試合を戦い、「メンタル面でも体力的にもきつい部分はありましたが、チーム一丸となって支え合って戦えたことがこの結果につながったと思います」と上野キャプテンは述べ、コート内外でチームを引っ張り総合優勝へと導きました。

 もう一人の大学生、門脇瑚羽選手(東京医療保健大学4年)も昨年の大会を経験したひとりです。昨年の総合順位は4位、「1回も優勝することができずに悔しい思いをしました。だからこそ、今回は総合優勝を目指してチームで挑みました」と再びチャンスを得ます。STOP1では決勝でベラルーシに敗れ、2位スタート。気持ちで負けていた反省点を挙げつつ、「試合中に2ポイントが入らなかった時やファールが重なった時こそ、自分たちの武器であるドライブで攻めて得点を取ることを意識しよう」「相手の弱いところを突くように、それを感じながらプレーしよう」と門脇選手も声をかけます。コミュニケーションを取ったことで日増しにチーム力が高まり、STOP3に初優勝。「とりあえず思いっきり打とう」と積極的に放った2ポイントシュートは7本成功、平均4.8点は八木悠香選手(6.3点/ENEOSサンフラワーズ)に次ぐ2番目の得点源となりました。

 国際大会を経て、「フィジカルでは負けていないな」と自信を持ち帰った門脇選手。プレーだけではなく、「試合を見てくださった方々からいただいた応援の言葉が本当に力になりました。自分たちも少しは影響を与えているんだな、と感じ、応援してくれる人たちを増やしていきたいと思いました」と新たな発見と意欲が芽生えたことに感謝します。

 総合優勝を果たしたフィリピンと僅差の勝負をしていた3×3男子U21日本代表。同じ予選プールとなったSTOP5での直接対決に敗れ、決勝へ進めなかったことが悔やまれます。しかし、STOP1の初戦で10-20、為す術なくベラルーシに敗れましたが、その後は見違えるような成長が見られました。3×3男子日本代表のキャプテンを務めた石口 直選手(中央大学4年)は、「日本で合宿していた時の強度とは全く違い、まずそこに驚きました。また、気温や睡眠時間など、環境の違いによる様々なストレスもみんなが抱えていました」と最初は大変だったようです。5人制も含め、国際大会経験者は石口選手と内藤耀悠選手(レバンガ北海道)だけ。はじめて臨む仲間たちに経験を伝え、チームを上向かせるために多くのミーティングを重ねました。

「ミーティング中は中祖(嘉人)ヘッドコーチの話すことをただ聞くだけではなく、選手自らが発言して選手同士でコミュニケーションを取ることができていました。スクリーンのかけ方やタイミングを工夫しないと相手のディフェンスを剥がせないといった技術面や、相手に押されても気持ちで押し返さなければならないといったメンタル面など本当にいろんな話をしました」

 STOP2と3は連続準優勝、そしてSTOP4は男女揃ってダブル優勝を成し遂げました。しかし、結果は総合2位。FIBA 3×3ワールドカップ2026への切符をつかむことはできず、「やっぱり総合優勝したかったというのが正直な感想です。でも、結果以上にディフェンスを剥がすスキルやどうすればチームの団結力を高められるか、そういった多くのことを学べました」と石口選手はメリットを挙げます。ディフェンスとの合間を作って放った2ポイントシュートは、16試合で28本成功。STOP2と4のフィリピン戦は5本を決めました。心身ともに成長できた経験を「中央大学に持ち帰って、よりチームの団結力を高めたり、自分のスキルアップにつなげていきたいです」と話し、5人制での大学バスケラストイヤーのさらなる活躍を期待しています。