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【大会レポート】女子日本代表『FIBA女子バスケットボールワールドカップ2026 』日本代表 102-97 マリ代表:3ポイントシュートで2つの大会新記録を樹立した日本が苦しみながらも白星発進。

2026年9月5日

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 日本時間9月4日(金)、ドイツ・ベルリンにて開幕した『FIBA 女子バスケットボールワールドカップ2026』。5大会連続出場となった女子日本代表は、初戦でマリ代表と対戦しました。

 試合開始早々、マリに先制を許した日本は、その後も立て続けにシュートを決められてしまい、いきなり0-7とビハインドを負います。それ以降は田中こころ選手のリバウンドシュートを皮切りに東藤なな子選手の連続得点などで追い上げたものの、ドライブから果敢にリングにアタックするマリの勢いを抑えることができず、再び離される展開に。加えて高さとフィジカルの強さを持ち合わせるマリにリバウンドでも劣勢となり、第1クォーターは21-25と4点ビハインドで終えました。

 追い掛ける第2クォーター、田中選手のドライブからのシュートと山本麻衣選手の3ポイントシュートが決まり、開始2分には1点差に詰め寄りましたが、マリのインサイド陣にリバウンドシュートを決められてしまいリズムに乗り切れません。髙田真希選手がチームの目指すスタイルであるペイントタッチからの得点で悪い流れを幾度となく断ち切りましたが、前半はマリに追い付くことはできず、48-52で終えました。

 後半、「中(インサイド)に集中的に寄って外にパスを出させるようにアジャストしたこととゾーンディフェンスをしたことで相手のペイントタッチを止めることができたのかなと思います」と山本選手が言うように、日本はディフェンスに修正を施し、マリのペイントへのアタックを封じます。
 しかし、マリもそれならばとアウトサイドに出したパスから3ポイントシュートを沈めて一歩も引きません。日本は第3クォーター中盤には5点のリードを奪いましたが、その後はマリに連続で得点を許すなど、主導権を互いに奪い合いながら試合は進んでいきました。

 日本が2点ビハインドで迎えた第4クォーター、ここまで持ち味の3ポイントシュートで苦しい時間帯にチームを救っていた林咲希選手が中盤からさらに加速。大事なところでの連続3ポイントシュートで日本に勢いをもたらすと、体を張ったディフェンスで奮闘していた渡嘉敷来夢選手も3ポイントシュートで続きます。
 強みのインサイドで徹底的に攻めてくるマリに詰め寄られるシーンはあったものの、日本も林選手の3ポイントシュートや田中選手がドライブで切り込んでファウルを受け、そこで得たフリースローを決めるなど、リードを維持します。
 残り48秒には髙田選手のトドメとなるような3ポイントシュートも決まり、最後は102ー97でマリを振り切りました。

 この試合、最大の武器である3ポイントシュートを57.1パーセントの確率で決めた日本。成功本数は実に20本で、これは大会での1試合の最多3ポイントシュート成功数となります。また、個人でも9本の3ポイントシュートを沈めた林選手が、こちらも1試合最多3ポイントシュート成功数となり、日本は2つの大会新記録を樹立しました。

 接戦を強いられるも大会を白星発進となった日本。次戦は5日(土)の日本時間25時にTIPOFFで、開催国のドイツと対戦します。

◼️林咲希選手
「(シュートタッチが)最初は良くなく、緊張もありシュートがブレていたのですが、勝ちたい気持ちが強かったし、途中からは感覚をつかむことができました。(3ポイントシュートが)1本入ったら次は入るという自信があったので、これは打ち続けた結果だと思います。自分のがシュートを打てるセットプレーをコーリー・ゲインズヘッドコーチが考えてくれているので、(決めることは自分の)仕事だと思っています。それに、チームみんな、私がシュートを打つと分かって、任せてパスをくれていたし、いいスクリーンもかけてくれました。その中でシュートを決め切ることができて良かったです。」

◼️山本麻衣選手
「試合の出だしから最後の最後まで重たい展開となりましたが、初戦は最後に勝ち切ることが何しろ大事だったので、勝てたことは良かったです。マリに対してはとてもリスペクトしていますが、90点(以上は)チームとして点を取られ過ぎだと思います。マリの選手の個の能力が高いのは分かってはいましたが、前半に簡単にやられてしまったと思います。自分自身のプレーも良くなかったので、これからどんどんと調整していき、もっと判断もよく、良いプレーができるようにしていきたいです。」

◼️渡嘉敷来夢選手
「前半、自分自身どうなるのかと思ったのですが、後半は自分の持ち味のディフェンスで取り戻すことができたので、今日のディフェンスは、特に後半が良かったのかなと思います。それを明日にいい形でつなげていきたいです。(試合終盤の3ポイントシュートについて)今はそこまで3ポイントシュートを期待されているわけではないと思うのですが、いつも練習はしています。(今日のシュートは)打った瞬間に入ったなという感覚があったし、このままでは終われないという気持ちもあったので、入って良かったです。ずるずるとずっと追いかける展開になり、苦しい40分間でした。その中で試合に勝てたことは良かったのですが、もっとミスを減らして、ディフェンスも出だしからハードにしていきたいです。ドイツ戦でも体を張ります。」

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