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【レポート】女子日本代表「FIBA女子ワールドカップ2026 予選トーナメント」日本 67-75 トルコ:良いリズムを生み出すも継続できず3連敗

2026年3月15日

3ポイントで流れをつくるキャプテン #52 宮澤 夕貴選手

力強いドライブで攻め込む #8 髙田 真希選手

現地時間3月14日(土)、女子日本代表は「FIBA 女子バスケットボールワールドカップ2026 予選トーナメント」第3戦でホームのトルコに67-75で敗れました。

ハンガリー、オーストラリアに敗れた女子日本代表は、立ち上がりから先の2試合の反省を生かしたバスケを展開。「自分で得点する意識を増やす」と語っていた町田瑠唯選手が思い切り良く放つミドルジャンパーを決め、これまでディフェンスに専念していた渡嘉敷来夢選手も続きます。髙田真希選手のリムアタック、渡嘉敷選手のポストアップなど、これまでにないオフェンスで先手を取ります。

第2クォーターに女子日本代表は山本麻衣選手、宮澤夕貴選手の3ポイントシュート攻勢で41-30と11点のリードを奪います。この間はトルコのエース、ケネディ・バーク選手をペイントエリアから締め出して得点を止めており、日本の堅守も光っていました。

それでもトルコは第2クォーター残り1分半から5-0のランで前半を締め、さらに後半開始から約2分半で11-0のランで日本を圧倒します。合わせて16-0のランのうち、11得点が帰化選手のバーク選手によるもの。試合序盤はバーク選手のフィジカルを生かしたゴール下を止めていたのですが、3ポイントシュートを連続で決めてリズムをつかんだバーク選手は止められない存在となり、25得点を奪われました。

女子日本代表はここから押し返し、平下愛佳選手、山本選手、髙田選手の3ポイントシュート攻勢で逆転に成功。しかし、もう一つの武器であるブレイクは巧みにファウルを使う相手のディフェンスに封じ込まれます。

54-55と1点ビハインドで迎えた第4クォーター、序盤に出せていた多彩な攻めを出せず、田中こころ選手や山本選手の個人技で得点を繋ぐものの、『ペース&スペース』の展開に持ち込めません。山本選手から髙田選手への息の合った連携によるゴール下の得点、宮澤選手が身体を張ってバーク選手のドライブを止めるなど奮闘しましたが、最後までチームとして良い流れを作ることができませんでした。

「FIBA 女子バスケットボールワールドカップ2026 予選トーナメント」第4戦となるカナダ戦は、3月15日(日)23時30分(日本時間)にティップオフとなります。

■宮澤夕貴選手
「この試合に限ったことではないのですが、良い戦いができている時に、自分たちから崩れてしまっていると感じています。日本がディフェンスで頑張って、そこから速い展開に持ち込めた時は、自分たちの良いリズムが作れています。それを継続できないという点が、今の私たちの弱さなのかなと感じています。これまでの2試合に比べて相手にオフェンスリバウンドをそれほど取られていないところは改善できた点でした」

■髙田真希選手
「流れが良い時間帯もありながら、後半の出だしでリズムがつかめず、そのままズルズルいってしまいました。細かいディフェンスのところが徹底できなかったり、オフェンスでもミスが多かったり、小さなことが積み重なって上手くいっていない印象です。もう勝つしかないので、次の試合に向けてチーム全員で一つになることが今は大事です。勝利に向かって一丸となって戦いたいです」

■渡嘉敷来夢選手
「身体を張ってはいますが、チームが勝てていないのでもっと頑張らなきゃいけないと感じています。もう後がない状況で、しっかり全員でもう一度顔を上げてやっていきたい。年齢も上なので、チームを良い雰囲気に持っていくことが重要です。下を向いてしまいそうな場面でも自分が声を掛けて、もう一回エナジーを出して、みんなで頑張っていきたいです」