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【レポート】女子日本代表『FIBA 女子バスケットボールワールドカップ2026』 第4次強化合宿「『三井不動産カップ2026(東京大会)』でアピールをしていきたい」
2026年8月9日
女子日本代表は2026年9月開催の『FIBA 女子バスケットボールワールドカップ2026』(ドイツ・ベルリン)に向けて、8月1日より味の素ナショナルトレーニングセンター (東京都北区) にて第4次強化合宿を行っています。
参加選手は14名で、このメンバーが8月13日 (木) ・14日 (金)に有明アリーナにて行われる『三井不動産カップ2026 (東京大会) 』に出場予定となります。
第4次強化合宿についてコーリ・ゲインズヘッドコーチは、「これまで充実した練習を行い、前回の合宿ではハーフコートオフェンスに取り組み、細かい動きを確認しました。そして今回の合宿ではトランジションです。ペースを速めるためにトランジションの要素をさらに取り入れています」と、テーマを語ります。
また、チームの強化方針についても「(試合などの)具体的な数字の目標よりも基準(スタンダード)を維持することを重視しています」と言います。その基準の一つが全力でプレーすることで、「チームが小柄なためリバウンドを奪うためにボックスアウトを徹底しなければならない。これは必ず実行する揺るぎない決まり事です。そこを私がわざわざ『もっとリバウンドを取らないと』などと言う必要はありません」と、リバウンドを例に挙げます。
前回の合宿からの変化を、「前回はディフェンスのシステムをしっかり組み込むといった形でスピードもそこまであるわけではなく、互いに息が合ったというか、プレーも合致してないところがあったのですが、今回は組み込まれたシステムを『ライブ』で、スピードも兼ねてやっているので、よりゲームをイメージできるようになっています。オフェンスもすごくペース上がり、トランジッションからセット(オフェンス)に入るところがスムーズになったので、ペースを保ちやすいし、(プレーの)強度も自然と上がっている感覚があります」と、細かく語ったのは今野紀花選手です。三井不動産カップ2026(東京大会)を目前に控え、「試合前ということで選手一人ひとりの気合も、気持ちの入りようも全然違うと思うので、いい雰囲気で練習ができていると思います」とも言います。
同様に都野七海選手も「何回も合宿を重ねて、オフェンス面では形だけにならずに、ディフェンスの動き見てアジャストすることができていると思います。試合も近いですし、みんな気が引き締まっているというのは感じます」と、チームの進化を助実に感じています。
都野選手はトヨタ紡織サンシャインラビッツを引っ張る若き司令塔で、昨シーズン(2025-26)はチーム史上初のWリーグ・ベスト4にも貢献しました。
「日本代表はトヨタ紡織よりもペースが速いので、そこは私が代表に合わせてどんどんとペースを上げないといけないと思います」と、所属チームとのプレースタイルの違いはあるようですが、「どっちのバスケットも楽しいので、プレーしていて困ることはないです。今は日本代表のバスケットにしっかりアジャストしていきたいです」と、笑顔を見せます。さらに、「ある程度、自分の中ではコーリー(ヘッドコーチ)のバスケットは理解できていると感じていますが、それをもっと体現しないと。まず(ワールドカップの)メンバーに選ばれること、その上で世界に証明するとなったら、もっと理解できていないといけないと思うので、コートの中でコーリーの代わりになるぐらい体現できたらと思います」と意欲を見せます。女子韓国代表と対戦する三井不動産カップ2026(東京大会)についても「しっかりコーリーのバスケットに自分の良さをフィットさせて、アピールもしっかりしていきたいです」と、大事な2連戦を心待ちにしています。
ガードといった点では、登録はシューティングガードではあるものの、昨年7月の『FIBA女子アジアカップ2025』には時間帯によってはポイントガードも務めた今野選手はこう語ります。
「本来のポジションはウイングですが、ポイントガードをやる時間があるのかなと思っています。以前は、日本のガードは速いしハンドリング力もあるし、そこに追いつかないといけないと思っていたのですが、今回の合宿では自分らしい形というか、(ほかのポイントガードから)見習うとこはすごくあるけれど、『この身長でガードのポジションができたら、すごくワクワクすることだな』と考え方が切り替わりました。“やらなきゃ”より“できたらすごい”と楽しむ感じでアプローチしようと思っています」
もちろん、「ウイングではアグレッシブに。思い切りよくやることをやり切ることは絶対だと思って合宿に入っています」と、シューティングがードとしての目的もしっかりと抱いています。そして三井不動産カップ2026(東京大会)に対しては「思い切りの良さやダイナミックさ、気持ちで負けないことを40分間やり続ける、それも2試合。そこを見てほしいです」と決意を示しました。
オフェンスでは新しく取り入れたことのいくつかを韓国戦でも試したいというゲインズヘッドコーチ。また、ディフェンスの戦術も少し変更していると言い、「私たちは常に進化し、常に上達し、常に新しい要素を取り入れようとしています」とも発します。
9月の『FIBA女子バスケットボールワールドカップ2026』に向け、メンバー選考やチームの強化にとっても大事な『三井不動産カップ2026 (東京大会) 』は、さまざまな面で目が離せない2試合となります。
