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3×3女子日本代表「FIBAウィメンズシリーズ2026 開幕戦・成都STOP」2連敗で予選敗退、世界最高峰ツアーの厳しさを実感
2026年5月2日
ロサンゼルス2028オリンピック出場の目標に向かって勝ちにこだわる宮下希保選手
野口さくら選手は初選出されたFIBA 3x3アジアカップ2026とはまた違うレベルを実感
「FIBA 3×3ウィメンズシリーズ 2026」(以下3x3WS)が中国・成都STOPから開幕。3×3女子日本代表の初戦はポーランドと対戦。2〜3点を日本がリードしてゲームを進めていきます。しかし、残り14秒で連続失点を許し、ブザービーターを決められ、16-17でポーランドに逆転負けを喫しました。3チームで争う予選プールCのもう1チームは、予備予選Aを勝ち抜いてきたホームの中国。ポーランド戦は延長戦の末に敗れた中国とは1敗同士。勝った方が2位となって決勝トーナメントへの切符を懸けた予選プール最終戦。負けられない一戦でしたが、日本が武器とする2ポイントシュートを1本しか決められず(1/7本:14.3%)、13-20で敗れて予選敗退が決まりました。この結果、成都STOPは10位となり、巻き返しを誓ってマニラSTOP(5月7日・8日)へ向かいます。
今年はじめて3×3女子日本代表に選出された野口さくら選手。先月のFIBA 3×3アジアカップ(以下アジアカップ)と比較し、「アジャストしてもさらに相手が上回るアジャストをされ、事前の準備だけでは勝ち切れないと感じました」と世界最高峰ツアー3x3WSの厳しさも体感します。試合後すぐにチームミーティングを行い、選手同士で意見を出し合ったそうです。
「今までにないエラーやプレーが多かったという感想がみんなからあがりました。最初の大会でこのようなエラーが出たことが良かったともみんなで話し、これから修正点をクリアにして次のマニラSTOPにつなげていきたいです」
アジアカップとは違うラインナップに対し、「まだ個々の役割がはっきりしていなかったり、個々の良さを生かすためのプレーもまだ出し切れていなかったです。4人全員がそれぞれ違う良さを持っているので、その良さをもっとうまく出せるようなプレーを増やしていけば、もっと簡単に得点も取れるようになると思います。ディフェンスでも後手に回っていたところがありました。そこも共通認識を持ってできるようになれば、もっとうまく守れるとも思っています」と野口選手は続け、マニラSTOPまでの5日間を有効活用し、チーム力を高めていきます。
昨日更新されたFIBAランキングでポーランドは8位、中国は3位であり、12位の日本にとってはいずれも格上の相手でした。「チームとしては良い経験になったとは思いますが、ポイント獲得やこの先のロサンゼルス2028オリンピックにつなげるためには、やっぱり勝たないといけなかったです。目標に向かって、勝ちにこだわっていかなければいけないことを再確認できたSTOPでした」と宮下希保選手は気を引き締めます。『ポイントの獲得』と『競技力の向上』の両輪で推し進め、2027年12月時点のFIBAランキングで最初に決まるロサンゼルス2028オリンピックへのストレートインを目指しています。「次につなげられるように、無駄にならないようにまたしっかりチームで準備してマニラに向かいます」と切り替えました。
■前田有香ヘッドコーチ コメント
今シーズンへ向けた合宿を経て臨んだ大会であり、勝ちたい気持ちはみんなが持っていました。しかし実際に戦ってみて、3x3WSの経験豊富な他のチームに対し、世界で勝っていくことは本当に簡単ではないことを実感しました。でも、このレベルでの戦いを続けていかないと世界で勝つことはできません。日本のスタイルを信じて、どんどんトライしていくしかないです。
(初のラインナップで見えた課題点は?)
オフェンスでもディフェンスでもそれぞれの選手が持っている力はありました。それを3×3の戦いの中でどうチームとして発揮していくかがこれからの課題です。10分間の戦いの中で、いかにチームがベストな状態で展開できるかが本当に難しいところです。練習で良いプレーがあっても、実際のゲームで出し切るためにはもっともっと練習から積み重ねていかなければなりません。また、10分間で4人のケミストリーを100%出すことが勝つためには必要だと思いました。
(マニラSTOPにつながる手応えは?)
チームで目指すべきスタイルを選手たちは試みていました。でも、個の力を発揮する場面も必要であり、そこを意識しながら選手それぞれの良さも出ていたと思います。それをチームとして噛み合わせていくことが、これからの課題です。チームが目指す連係プレーも見られ、特に1戦目のポーランド戦では多く出せていました。日本のスタイルがどのメンバーでもできていたのは良かった部分ですし、これを継続していく力が今後は必要になってきます。
■FIBA 3×3ウィメンズシリーズ2026
フィリピン・マニラSTOP
【期間】5月7日・8日
【出場チーム】16チーム
▼予選プール 5月7日
[A]ウランバートル(モンゴル)、北京(中国)、三菱電機(日本)
[B]ポーランド、中国、Neftchi SOCAR(アゼルバイジャン)
[C]ドイツ、フィリピン、予備予選A 1位
[D]日本、リトアニア、予備予選B 1位
[予備予選A]アメリカ、マニラ(フィリピン)、ワルシャワ(ポーランド)
[予備予選B]モンゴル、シンガポール、インドネシア
※予選プール各上位2チーム(計8チーム)が5月8日の決勝トーナメント進出
▼日本戦スケジュール(※日本時間)
予選プール(5月7日)
18:00 日本 vs リトアニア
20:05 日本 vs 予備予選B 1位
決勝トーナメント(5月8日)
https://womensseries.fiba3x3.com/2026/manila
■今後の出場決定STOP
6月25日・26日 モンゴル・ウランバートルSTOP
8月1日・2日 日本・東京STOP
8月29日・30日 日本・高崎STOP
9月5日・6日 ファイナル(中国・上海)上位8チーム出場
https://womensseries.fiba3x3.com/2026
