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【第20回アジア競技大会】日本83-100韓国:終盤に崩れる一敗も「これから修正していきます」
2026年9月14日
第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)を戦う男子日本代表は、9月10日(木)にインドネシア、11日(金)にサウジアラビア、13日(日)に韓国と対戦し、2勝1敗のグループ2位での決勝トーナメント進出を決めました。
インドネシア戦では津屋一球選手の7本成功を筆頭にチームで18本の3Pシュートを決め、98-53と幸先の良い勝利を挙げ、続くサウジアラビア戦も最後は点差を詰められたものの、常にリードする展開を作り上げました。86-80でサウジアラビアに勝った試合後、吉本泰輔ヘッドコーチは「非常にフィジカルな試合でしたが、私たちのディフェンスの激しさと運動量からファストブレイクへと繋げて、モメンタムをつかむことができました」とチームの戦いぶりを称えました。
アジア競技大会に臨むこのチームは若手中心ですが、「アクティブ&アグレッシブに、組織として守る」というディフェンス、誰が出てもスピードと運動量を生かして攻撃的に守れるという持ち味を確立しつつあります。
しかし韓国戦では、良い戦いを演じながら終盤にディフェンスが崩れ、83-100で敗れました。試合序盤からアレックス・カーク選手が高さと強さでペイントエリアを支配して優位を作る一方、アグレッシブなディフェンスをした結果としてファウルが増え、前半で韓国に21本ものフリースローを与えてしまいます。
それでも第2クォーター終盤には、金近廉選手と山﨑一渉選手が左右のコーナーから3Pシュートを決め、黒川虎徹選手のファストブレイクからの3Pシュートも続いて一気に逆転に成功します。第3クォーターも一度相手の反撃を浴びた後、ジャン・ローレンス・ハーパージュニア選手のボールプッシュから山﨑選手が3Pシュートを決め、再び黒川選手が逆転の3Pシュートを決める勝負強さを見せました。
ただ、韓国も第3クォーターをブザービーターで締め、第4クォーターに入って攻守の強度を上げてきます。勝負どころでカーク選手を高い位置でのピック&ロールで引っ張り出し、ゴール下にスペースを作り出して得点を重ねる韓国に対し、日本はアジャストできませんでした。
終盤に突き放された要因を「相手ディフェンスのプレッシャーが上がったところでオフェンスで少し苦しみました。あとは相手の6番(イ・ジョンヒョン選手)が3Pシュートをプルアップで決めて、そこへのアジャストが必要でした」と吉本ヘッドコーチは振り返ります。またファウルが多いという課題については「アグレッシブにフィジカルにやりたい思いはチームとしてありますが、最後のところでコントロールできれば」と修正を試みます。
ここからの決勝トーナメントに向けて、若手の多いチームの試合を重ねる中での成長が感じられると吉本ヘッドコーチは言います。「40分間誰が出てもハードにプレーできるチームですし、ディフェンス面でのインテンシティだったり、ペースやスペースというところも徐々に良くなっています。今日の試合は勝つチャンスがありました。出だしの部分などこれから修正していきます」
■アレックス・カーク選手
「結果としては非常に悔しいです。私たちは若いチームで、韓国のように完成されたチームではありませんが、第3クォーターには非常に良いランを作ることができました。コーチ陣が強調するプレーを遂行できたと思いますし、この経験から成長して次に生かしていきたいです」
■シェーファー アヴィ幸樹選手
「韓国はWindowと同じメンバーで、さらに復帰した選手もいるので、厳しい戦いになるのは分かっていました。その中でも後半ああやって追い付くことができたし、ゲームプランの中で良い部分はたくさんあった、収穫の多い試合だったと感じています」
■黒川虎徹選手
「途中まで互角に戦えたというのは大きいと思いますが、やっぱりトップとの差はまだあるのかなと感じます。僕たちでも勝てることを証明しないといけないので、全然満足していないです。ディフェンスは上がってきているし、シュートタッチも良くなっています。全体的なコミュニケーションやチームワークもどんどん良くなっています。個人的にはチームを勝たせること。それだけに集中していきます」
■金近廉選手
「まだ終わっていないですし、ここで一回負けたことで、チームとしてさらに気を引き締めてトーナメントに臨めます。この負けを無駄にしないように、次の試合に向けて悪い部分を修正します。たくさんの方に応援に来ていただいて、最後こういう形で負けたのは悔しいです。応援してもらえるようなチームを目指しているので、最後まであきらめない姿を見せていきます。決勝トーナメントではしっかり勝つ姿を見せて優勝したいです」
