ニュース
3×3女子U23/U21日本代表「Q.O.Q. 3×3 2026」レポート「楽しかったのが1番の感想」堀内桜花選手
2026年6月14日
3x3大会デビューを飾った堀内桜花選手
伊波美空選手は精度の高い2ポイントシュートで優勝に貢献
3×3女子U23/U21日本代表は3日間の合宿を経て、6月13日に東京都・有明で開催された国内大会「Q.O.Q. 3×3 2026」に出場。決勝には3×3女子U23日本代表「JBA 3×3 STAR」と3×3女子U21日本代表「JBA 3×3 HOPE」の両チームが勝ち上がり、国際大会で経験を積んできた「JBA 3×3 STAR」が21-15で勝利し、優勝。3×3女子日本代表とともに、FIBA 3×3ウィメンズシリーズ2026 高崎STOP(8月29日・30日)への出場が決まりました。
360度ファンに囲まれ、高い熱量の中で行われた今大会。Wリーグをはじめ、普段は5人制で活躍する選手たちが普段とは違うプレーを見せ、両チームそろって決勝へ進出したことは大きな成果でした。前田有香ヘッドコーチは、「ファンの皆さんの前でみんなが良いパフォーマンスができて良かったですし、喜んでくれたらうれしいです。選手自身が3×3を楽しみながらも、今回は勝てなかったHOPEの選手たちは悔しさを感じ、より意欲を持って取り組んで欲しいです。優勝したSTARはこれまで積み重ねてきた経験をしっかり発揮し、質の高い3×3を見せてくれました」と評価します。それぞれ4人を選考し、2チームが決まった状態で招集してはじまった合宿では、前田ヘッドコーチから「細かいプレーの指示はせず、まずはそれぞれの良さを生かしたチーム作りを選手自身で行って欲しい」と伝え、今大会に臨みました。
過去2年連続でFIBA 3×3 U23ワールドカップへ出場している伊波美空選手(トヨタ紡織 サンシャインラピッツ)はその経験と、今年の3×3女子日本代表の戦い方を見て、「2ポイントシュートが大事になってくることは分かっていました」と準備し、合宿中から精度高く決め、今大会の優勝にも大きく貢献。昨年は世界4位になった手応えと、惜しくもメダルに届かなかった悔しさを持って、これからはじまるアンダーカテゴリー国際大会へのモチベーションも高い伊波選手。「もう1回メダル獲得にチャレンジしたい思いは強く、今回のチームメイトもそれぞれの環境で経験を積み、お互いの理解も深まっています。これまで積み上げてきたものをさらに高いレベルへ引き上げられると思うと今から楽しみです」と世界に照準を合わせます。
門脇瑚羽選手(東京医療保健大学4年)以外は今大会が3×3デビュー戦となったJBA 3×3 HOPE。合宿中のスクリメージでは大敗することもあれば、逆転勝利をつかむこともあり、その可能性は未知数でした。「3×3経験者が瑚羽さん一人だけでしたので、戦術など分からないことも多く、この試合も5人制のプレーになってしまうこともありました」と堀内桜花選手(シャンソン化粧品 シャンソンVマジック)は感想を述べます。バスケの基本である「シュートを決め切ることやリバウンドは5人制も3×3も一緒。まだまだ分からないことが多いからこそ、みんなでコミュニケーションを取ることを意識し、そこはできたと思います」と話す堀内選手は2ポイントシュートやオフェンスリバウンドで活躍し、3×3に順応していきました。
3×3女子日本代表の鶴見彩選手とディベロップメントキャンプからサポートコーチとして協力していただいた本田 奈緒子選手がおり、Wリーグで活躍した選手を擁するMAURICE LACROIXとの準決勝。序盤は両チームともシュートに苦しむ中、「ディフェンスやリバウンドを全員でがんばったことが良いオフェンスにつながったり、自分たちの流れに持って行けたりしたところが良かったです」と堀内選手は勝因を挙げ、自信に変えます。
所属チームのグッズなどを掲げて応援するファンに対し、「5人制とはまた違った3×3の楽しさを皆さんにも知ってもらえる機会であり、試合していても楽しみながらできました」と伊波選手。はじめて3×3の大会に出場した堀内選手は、「メッチャみんな応援してくれてすごい楽しかったです。楽しかったのが1番の感想です。HOPEというチーム名どおり、まわりからも期待されていると思いながらプレーしていました」と3×3の魅力を存分に味わい、この機会を作っていただいた大会関係者に感謝します。
アンダーカテゴリーは1ヶ月後から国際大会がはじまり、U21とU23の2チームがFIBA 3×3ネーションズリーグへ挑み、総合優勝を飾ることで世界への扉を開くことができます。また、愛知県で開催される「第20回アジア競技大会」では、再び日本のファンの前でプレーを披露できる機会が待っています。
■今後の大会スケジュール
7月13~19日:FIBA 3×3 ネーションズリーグ U21(開催地:マレーシア)
8月10~16日:FIBA 3×3 ネーションズリーグ U23(開催地:中国・滄州)
9月15日~19日:FIBA 3×3 U23 ワールドカップ 2026(中国・武漢)※出場未確定
9月21日~25日:第20回アジア競技大会(愛知県名古屋市)※出場資格 23 歳以下
■Q.O.Q. 3×3 2026 試合結果
[決勝]
JBA 3×3 STAR 21-15 JBA 3×3 HOPE
[準決勝]
JBA 3×3 STAR 21-8 KYOTO BB
JBA 3×3 HOPE 16-6 MAURICE LACROIX
[予選プール]
JBA 3×3 STAR 21-11 CHIBA SKY WINGS
JBA 3×3 HOPE 19-11 XD
関連リンク
- FIBA 3x3 ランキング
- 2026年 3×3女子日本代表チーム「FIBA 3×3ウィメンズシリーズ 2026」 スムガイトSTOP/ウランバートルSTOP出場(2026年6月14日)
- 3×3女子U23/U21日本代表「Q.O.Q. 3×3 2026」明日6月13日開催「別々のチームの選手が集まった日本代表だからこそプレーしていてすごく楽しい」森美麗選手(2026年6月12日)
- 2026年 3×3女子U23/U21日本代表チーム「Q.O.Q. 3×3 2026」出場メンバー発表(2026年6月8日)
- 3×3女子日本代表:第1次強化合宿〈後半〉レポート「できるようになるまでの過程を共有し、同じ時間を過ごすことが大切」鶴見 彩選手(2026年3月9日)
