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2025年度 JBA 公認 B 級コーチ養成講習会 (第 4 回・東京会場) 開催報告
2026年1月9日
講習の様子
コーチング実践の様子
当協会 (JBA) では、10月31日 (金)~11月 4 日 (火) の 5 日間、味の素ナショナルトレーニングセンター (東京都北区) において、2025年度第 4 回となる JBA 公認 B 級コーチ養成講習会を開催しました。
B 級コーチ養成講習会は、「主に育成年代 (18歳以下) において専門性の高い指導ができる人材を養成するとともに、都道府県のリーダーとなる人材を養成すること」を目的とし、年間 5 回、東京都近郊や地方での開催を行っています。今回は全国各地から43名の方が受講されました。
5 日間にわたる集合講習では、コーチングの “ How ” にフォーカスし、座学でコーチングの様々な手法を学び、午後のコーチング実践でトライし、振り返ることで学びを深めていきました。
● 講習の主な内容
・コーチングスタイルとコーチングアプローチ
・コーチングプロセス
・スキル獲得の原理
・年代・習熟度に応じたコーチング
・練習計画の作成
・スポーツパフォーマンス向上の取り組み
・安全管理 (リスクマネジメント)
・インテグリティの向上
・長期競技者育成計画
・コーチングフィロソフィー
・レフェリーとのコミュニケーション
・コーチング実践
● 受講者のコメント
○ 坂田 旬さん (東京都 / アースフレンズ東京Z / U18・男子)
今回の講習では、多くの学びと気づきを得ることができました。特に大変だったのは、やはりコーチング実践でした。初日の実践ではうまくいかず、ライセンスを落としてしまうかもしれないという不安と戦いながら過ごしていましたが、他の受講者の実践から良い点を取り入れたり、さまざまなアドバイスをいただいたことで、最終日には自分なりに納得のいく形で取り組むことができました。コーチデベロッパーの皆様、そして共に学んだ受講者の皆様には本当に感謝しています。また、座学でも、現場ですぐに活かせる内容を数多く学ばせていただき、現在の指導でも早速取り入れています。
今回の講習は、自分の知識不足や技術面の課題を改めて見つめ直す、とても貴重な機会となりました。B 級ライセンスを取得して終わりではなく、日々の学びを積み重ね、選手をより成長させられるコーチでありたいと強く思っています。
○ 鈴木一法さん (北海道 / 釧路青葉 LittleMonsters (U12)・青葉ブルーフロッグス (U12) / 男子・女子)
私にとって、この 5 日間は「学び壊し」と「学び直し」の連続でした。中心的なテーマであった「プレーヤーズ・センタード・コーチング」は日頃から意識し、選手やチームの成長のために日々試行錯誤を重ねてきましたが、講習会ではその答えをより深く探るための視点や、具体的なアプローチを数多く得ることができました。その中で気づかされた、選手を「導く・教える」のではなく「支える・引き出す」存在であるというコーチ像は、これからの自分のコーチングに大きな変化をもたらしてくれるであろうと感じています。
コーチング実践の中で繰り返し強調されていたのは「ASK」の重要性でした。これまで私の指導では、どうしても練習を効率よく進めることを優先し、指示を多く与えてしまう傾向がありました。しかし、実際のゲームでは選手が瞬間的に判断を下さなければならず、その力を育てるには、日頃から選手自身が考える時間を設定することが大切であると改めて理解しました。
共に学んだ仲間たちとの出会いも、かけがえのない財産となりました。講習会 2 日目に誕生した「Team ASK」というネーミングには、選手に問いかけるだけでなく、「常に自分自身にも問いかけ続けることで自己研鑽し続ける!」という強い意志が感じられ、私もその一員なのだと身が引き締まる思いがしました。年齢や所属、経験は様々でしたが「選手のために最善を尽くしたい」という共通の熱意と向上心をもって意見交換やコーチング実践に臨む仲間たちとともに研鑽を積めた 5 日間は、私を大きく成長させてくれたと自負しています。
今回の講習会で得た学びと、志を同じくする仲間たちから受けた刺激を胸に、今後の指導現場において選手たちが主体的に考え、成長できる環境作りに「燃焼」していきます。
※2025年度の JBA 公認 B 級コーチ養成講習会の受講者募集は終了しました。
