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【インカレ2025レポート】天皇杯ファイナルラウンド進出を決め、弾みをつけて挑んだグループステージ
2025年12月2日
日本経済大学 #20 淺田竜輝選手
環太平洋大学 #11 戸坂透也選手
大学日本一決定戦「第77回全日本大学バスケットボール選手権大会」、通称インカレが11月29日より東京都にて開幕。3チームずつ8つのブロックに分かれてリーグ戦を行ってきた男子グループステージが本日(12月2日)、早くも終了。上位1チームが、全国各ブロックリーグ上位チームがシードで待つトーナメント本戦へ進出を決めました。
グループステージから登場した環太平洋大学と日本経済大学は、11月16日に行われた天皇杯セカンドラウンド(ブロック予選)を勝ち抜き、年明け1月6日より開幕する「天皇杯ファイナルラウンド」への切符と掴んだ両チーム。環太平洋大学3年 #7 長谷川立樹選手は、「インカレまでの期間に公式戦ができたことはチームにとって大きな機会でした。試合を通じて成長できた部分も大きかったです」とメリットを挙げます。今夏、2年生以下を対象にした新人インカレ(第3回全日本大学バスケットボール新人戦)で初の日本一に輝いた日本経済大学。立役者の一人である#20 淺田竜輝選手(2年生)も、「(天皇杯セカンドラウンド・九州ブロック)決勝は九州電力アーティサンズと対戦し、やりづらい部分がありました。強かったですし、強度も高い社会人チームと対戦したことでそのレベルに慣れることができました」と弾みをつけ、大学日本一を決めるインカレに臨んでいます。
2連勝の日本経済大学はグループステージ突破。「チーム一丸となって優勝」の目標を掲げて挑む大学バスケ最終章。キャプテン #8 今泉太陽選手(4年生)を中心にチームをまとめ、2年生 #35 ボディアン ブーバカー・ベノイット選手もコートやベンチで大きな声を出して鼓舞します。片桐章光監督は「(#23 オヌワジェ ニニ オソシェ ジョンソン メレ選手・3年生とともに)留学生の2人はすごく素直で、一生懸命プレーしてくれる選手たちです。しっかりとコミュケーションが取れているからこそチームとしてうまく行っており、良い雰囲気で今大会を迎えることができました」と話し、チーム一丸を体現。明日12月3日(水)のトーナメント1回戦は中央大学と対戦します。
1勝1敗でグループステージ敗退となった環太平洋大学ですが、4年生も含めて天皇杯ファイナルラウンドまでチームとしての戦いがまだ続きます。4年生 #11 戸坂透也選手は、「仲間と多く試合ができることがうれしい」と引退時期が延びました。1月6日の相手はB1のアルティーリ千葉。戸坂選手をはじめ、プロ志望の選手たちがアピールできるまたとないチャンスです。
■グループステージ突破チーム
Aブロック:東海大学札幌キャンパス(1回戦 vs 神奈川大学)
Bブロック:中京大学(1回戦 vs 山梨学院大学)
Cブロック:日本経済大学(1回戦 vs 中央大学)
Dブロック:国士舘大学(1回戦 vs 天理大学)
Eブロック:近畿大学(1回戦 vs 浜松学院大学)
Fブロック:同志社大学(1回戦 vs 東海大学九州)
Gブロック:大阪産業大学(1回戦 vs 青山学院大学)
Hブロック:大阪学院大学(1回戦 vs 京都産業大学)
