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【インターハイ2026 1日目 大会レポート】

2026年7月28日

 本日7月28日(火)から大阪・大阪市のAsueアリーナ大阪をメイン会場にして、「~夢へ躍進 青春の夏 近畿総体2026~ 令和8年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(以下、インターハイ2026)」が始まりました。夏の頂点を目指して今大会に臨むのは、各都道府県予選を勝ち抜いた男子52校、女子51校のあわせて103校です。

 Asueアリーナ大阪でおこなわれた男子1回戦では、明日の2回戦に勝ち上がったチームでも、その内容に明暗が分かれました。

 湘南工科大学附属(神奈川)を85-77で破った仙台大学附属明成(宮城)でしたが、畠山俊樹コーチは「全然ダメです」と振り返ります。「気持ちの面ですぐに折れてしまうし、まとまって何かをやろうとしていないし、こちらが『こういうことをしよう』と言っても、本人たちの意思が弱い。一度ミスが出ると、次々にミスが続いて、それを食い止めるガードもいなければ、支えるセンターもいない。本当に厳しい状況です」

 今大会の仙台大学附属明成は、U17男子日本代表としてFIBA U17ワールドカップを戦った今野瑛心選手を中心に据えながらも下級生の多いチーム構成です。経験値が少ないと言えますが、畠山コーチはそれを認めたうえでなお、苦言を呈します。「経験が少ないと思うのであればなおのこと思い切ってプレーしてほしいです。そうした気持ちを出せていないところが大きな問題です」

 それでも勝ったことは次につながります。すなわち、今日の反省を取り返すチャンスが仙台大学附属明成の選手たちにはあるのです。畠山コーチは厳しい姿勢を崩しません。「何かをするというより、こちらの要求に彼らがどれだけ食らいつくか。今の彼らに求めるのはそこだけです。その気持ちがなければ、何をやってもダメなので」
勝ちながらも反省点が多かった仙台大学附属明成ですが、だからこそ、明日以降の彼らの気持ちの変化にも注目したいところです。

 その一方で「子どもたちの勝ちたい気持ちが出たゲームでした」と勝因を示すチームもありました。四日市メリノール学院(三重)に60-58で勝ち切った羽黒(山形)です。

 立ち上がりこそ四日市メリノール学院の強力なオフェンスに失点を重ねますが、そこから粘り強く戦い、第2クォーターからはロースコアゲームに持ち込むことができました。上記のように勝因を語った齋藤仁コーチは、こう続けます。「今年のチームはサイズも小さく、なかなか羽黒らしいバスケットにならないチームでしたが、粘り強く戦うことができます。県総体の準決勝、決勝も諦めずに粘って、粘って、粘って勝ち上がりました。今日もそういうメンタリティでした」

 苦しんだからこそ生まれてくる力もあるというわけです。ロースコアの展開で進んだゲームは、羽黒がわずかにリードして終盤を迎えます。しかし残り14秒でスリーポイントシュートを決められ、同点に追いつかれます。タイムアウトを取った羽黒は齋藤コーチがラストプレーをデザインします。残り2秒。そのプレーが決まり、齋藤コーチは振り返ります。
「指示どおりです。最後はシュートで終わろうと伝えていて、(チームファウルの累積もあり)相手はファウルもできないから、ガードが破っていい合わせをしようと。練習どおりに合わせてくれて、それを決めてくれて、しかも決めてくれたのが3年生(金野慎選手)。やはりインターハイは3年生の大会ですね」
最後の最後に勝利をもぎとった羽黒。この勝利を単なる勢いにせず、自信に変えて、明日の2回戦に臨みたいところです。

 明日の2回戦には男女のシード校も出てきます。1回戦を勝ったとはいえ、内容の明暗がその2回戦にどんな影響を及ぼすのか。明日も白熱したゲームになりそうです。

 
【放送・配信予定】
[全試合配信]
▶ インハイTV ※男子決勝は録画配信
▶ バスケットLIVE ※男子決勝は録画配信

[男女準々決勝・準決勝・決勝 (放送 / 配信)]
▶ J SPORTS / J SPORTSオンデマンド
※一部試合は録画放送・配信
※女子準々決勝はJ SPORTSオンデマンドでの配信のみ

[決勝]
▶ NHK BSで男女決勝 13:00予定(時差放送)