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3×3日本代表「FIBA 3×3ワールドカップ2026」女子は1勝3敗で15位、4連敗の男子は20位で大会終了──両ヘッドコーチ総括
2026年6月5日
3x3男子日本代表が取り組んできた2ポイントシュート試投数増加は成功
今シーズンの3x3女子日本代表ロスターで初勝利を挙げたフランス戦を自信に変えて
「FIBA 3×3ワールドカップ2026」(以下ワールドカップ)は世界一を懸け、負ければ終わる決勝トーナメントに突入。しかし、3×3日本代表は男女とも予選プールで敗退し、早々に大会を終えました。目標に掲げた初のベスト8進出は叶わず、悔しい結果となった今大会のヘッドコーチ総括をご紹介します。
■3×3男子日本代表 中祖嘉人ヘッドコーチ
ベスト8を目指して挑んだ今大会でしたが、どの予選プールの組み合わせを見ても強豪が揃っており、昨年とは違ったレベルの差を感じました。アジアカップ(FIBA 3×3アジアカップ2026 / 4月開催)でも対戦した中国は、ワールドカップで勝つために高さだけではなく、シュート力とフィジカルが強い選手を選んだチーム構成でした。ドイツはスカウトしていた段階でスタンダードレベルの差が違うと感じていました。そこで奇策に出たところ、最後は離されてしまいましたが、もう少しで勝利をつかめるところまできています。オランダはクセのないチームであり、正攻法で挑みましたが、インサイドの弱さが露呈しました。ニュージーランドが得意な2ポイントを1本も決めさせなかった点は良かったです。ゲームプラン通りに運べていましたが、リバウンドとインサイドを押し込まれて勝ち切れなかったのは残念です。
今大会に向けて2ポイントのアテンプト(試投数)を増やすことに取り組んできました。アジアカップでは1P=82本、2P=61本と3:2の割合でしたが、今大会は1P=41本、2P=62本(※20チーム中1位)と比率が逆転しました。昨今の3×3は2ポイントを打たせないディフェンスが主流になっており、日本に対してはそこを消せば勝てるという戦術も確立されています。これを打破することに挑戦し、2ポイントを打つ機会が増えたのは成功だったと言えます。この精度が上がれば結果も変わると信じています。この新たな取り組みに対し、一緒に向かって戦ってくれた選手たちは理解力も遂行度も高く、本当に素晴らしい活躍でした。
■3×3女子日本代表 前田有香ヘッドコーチ
日本では遅い時間の中、応援いただきありがとうございました。予選を突破できなかったことはロスオリンピックへのレースがスタートした今、現地点の日本の状況や課題に取り組む上での変化が必要であると感じました。その中でも初戦のフランス戦での勝利は3×3で勝つための要素を取り戻せた感覚でした。今大会での負けを経験した選手たちが、3×3選手として積み上げをしていくことが3×3へのコミットであり、チームJAPANに大事なことだと思います。今シーズンの3×3日本女子代表はまだ続くので、世界の成長にくらいついていきながら少しでも差を縮められるように引き続き取り組んでいきます。
やはり日本の勝ち筋である2ポイントを決め続けていく強さと、高さに対抗するアプローチをもうひとつふたつ必要だと感じました。あとは、日本のチーム力、粘り強さは予選の試合でも出ていたので、それを勝つ試合にしていくための個のレベルアップ、IQ、状況判断をもっと磨いていかなればいけないと感じました。2ポイントの重要性は自分たちの戦い方として言い続けてきたので、試投数が伸びていることは良い点でした。その確率を上げて行くことが必要不可欠です。2ポイントの重要性はディフェンスでも言えることであり、相手に2ポイントでやられないことも必要です。
FIBA 3×3ウィメンズシリーズ2026では、桂選手がまた日本代表からは離れてしまいますが、ワールドカップで一緒に作り上げたもの、通用した部分を継続していくことが大事になります。フランス戦が、今シーズンのロスターでの初勝利だったので、自信にも変えていきながらもっと泥臭く戦っていきたいと思います。今シーズン世界転戦をし、3×3の経験値を上げていくためにもトライ&エラーを繰り返して成長していきたいと思います。
