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3×3 Team TOKYO 2026「Bリーグに入って1年半、外国籍選手とマッチアップする機会のおかげで守ることができた」長谷川比源選手

2026年6月24日

ディフェンスでの収穫を持ち帰ってきた202cmの長谷川比源選手

2連敗も「楽しかった」と前向きな小川麻斗選手

 JBA 3×3 スペシャライズドチーム「Team TOKYO 2026」は3日間の短い準備期間で臨んだ「FIBA 3×3 Lion City Challenger」(シンガポール)。最初の大会は2連敗に終わり、「初めての挑戦でうまくいったこともいかないこともありましたが、この活動は全員で今後も続く長期計画です。今大会で得た振り返りを行って、次につなげていきましょう」と中祖嘉人ヘッドコーチは選手たちに伝え、スタートを切りました。Bリーグ選手がオフシーズンに活動するTeam TOKYOは、「2年後を見据えています。この2試合をしっかり分析し、評価をしていきながら2年後のロサンゼルス2028オリンピック予選の時に、3×3プレーヤーとして対応する選手が1人でも2人でも出てきて欲しいと考えています」と続け、目標に向かって3×3男子日本代表に続く2本目の矢が射たれました。

 結果は出ませんでしたが、「案外できるな」と手応えを感じていたのは小川麻斗選手(京都ハンナリーズ)です。大会前には「この身長(176cm)でも世界で戦えることを証明したい」と話していたとおり、2試合ともチームハイの7点を挙げる活躍を見せました。「もちろんミスマッチを突かれ、3×3経験者との差もすごく感じた試合でした。でも、成長していけばより高いレベルで勝つことができるとも感じています。本当にこの経験ができたことは僕自身にとってもすごくプラスです。ロスオリンピックに向けて長期的にどんどん成長していけば、本当に狙えるところまでいけると思います」と続け、経験の差を埋めるためにもこの活動に意欲を見せます。

 202cmの長谷川比源選手(滋賀レイクス)は高さでは遜色なく、「Bリーグに入ってからの1年半は外国籍選手とマッチアップする機会が多くあり、それに慣れていたおかげで守ることができました」と初戦のTORONTO戦ではブロックショットを記録。フィジカルの差はまだありますが、「ディフェンスでは意外と通用する場面の方が多かったです。そこが収穫でした」とBリーグで培った経験を発揮します。

 江原信太朗選手(滋賀レイクス)も含め、手応えと経験不足の課題を持ち帰ってきたTeam TOKYOロスター。次は初勝利へ向け、「1番の課題としていた2ポイントの確率を上げることはすごく大事だと感じました。決め切る力もそうですが、2点を取りに行くのか、1点を取りに行くのかという判断も必要です。経験を積んでより良いシュートセレクションを作れるようにしていきたいです」と小川選手は話します。

 大会前に練習試合を行った3×3男子日本代表の小澤崚選手を擁するSHIBUYA SCELFIDAは準優勝となり、FIBA 3×3ワールドツアー ローザンヌSTOPへの出場権を獲得しました。新たなライバルたちの試合を見た長谷川選手は、「スクリーンのかけ方やピックの使い方、オープンを作るためのプレーはチームとして時間をかけて作っていました。SHIBUYAも流れるように、止まっているシーンや1on1で打開することもなく、チームとしてオフェンスを組み立てていました。チームの精度や質の差はどうしてもありました」と感想を述べ、チームケミストリーを高めるためにはやはり時間が必要です。

 今大会へ向けて準備したプレーを実際に試合で試したところ、「うまくいった部分もありました。より密にコミュニケーションを取って、簡単な1点やオープンで2ポイントシュートを打つシーンをチームとして作っていけば、あとはそれを決めるだけ。Team TOKYOとして突き詰めていきたいです」と長谷川選手は力を込めます。勝てない悔しさやうまくいかないもどかしさを感じながらも、「楽しかったです。オフシーズンにTeam TOKYOとして活動でき、本当に成長できたと思います。3×3で成長している姿をさらに見せ、Bリーグ新シーズンへ向かってしっかり準備していきたいです」と小川選手も目を輝かせ、次の機会を楽しみにしていました。