Basketball Without Bordersとは

バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ(BWB)

Basketball Without Borders ASIA 2012

 バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ(BWB)は、NBA(全米プロバスケットボール協会)とFIBA(国際バスケットボール連盟)が、グローバルなバスケットボールの発展とバスケットボールというスポーツを活用した社会貢献活動であり、多くのNBA/WNBAの現役・引退選手、チームスタッフやFIBAコーチがキャンプのコーチとして参加して開催しています。

 開催各地の19歳以下のトッププレイヤーを対象に、バスケットボールのスキルアップのためのドリルやゲーム練習等を行い、また、日常生活のスキルアップのためのセミナーにより構成されるキャンプです。

 参加選手たちはキャンプ期間中、国際交流や友情を深めるため、国籍を越えたチームを構成します。選手たちは新しいチームメイトと共同生活を行い、教育、リーダーシップ、個性(品格)、健康的な生活、HIV/AIDSに対する認識とその予防の重要性を学ぶセミナーに毎日参加します。

 2001年のバスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズの初開催以来、HIV/AIDS教育とその予防プログラムはユニセフ(国連児童基金)と提携して取り組んできました。

 BWBは、2001年の第1回開催以来、今年で11年目を迎え、5大陸の15ヶ国・17都市においてBWBキャンプは通算30回開催してきました。のべ130名以上のNBA/WNBAの現役・引退選手とNBA全チームから100名以上のチームスタッフがキャンプのコーチとして参加しており、キャンプ参加選手は100以上の国と地域から1,500人以上を集め、キャンプ参加選手のうち過去21名がNBAでドラフトを受けた実績があります。アジアでは、2005年、2006年、2007年、2009年中国、2008年インド、2010年シンガポールで開催され、今回が7回目の開催となります。

 これまでBWBに参加したNBAファミリーとキャンプ参加選手の総移動距離は8,500万マイル以上となり、地域貢献活動には100万時間以上の時間を費やし、各地での活動を通じて数え切れないほどの人々に接してきました。

過去にBWBに参加した主なNBA選手一覧(チーム名はBWB参加当時)

名前 (チーム名) 名前 (チーム名)
リアンドロ・バルボサ (トロント・ラプターズ) マヌ・ジノビリ (サンアントニオ・スパーズ)
ダーク・ノビツキー (ダラス・マーベリックス) クリス・ボッシュ (マイアミ・ヒート)
ドワイト・ハワード (オーランド・マジック) エメカ・オカフォー (ニューオーリンズ・ホーネッツ)
マーカス・キャンビー (ポートランド・トレイルブレイザーズ) ジードルナス・イルガスカス (マイアミ・ヒート)
トニー・パーカー (サンアントニオ・スパーズ) サミュエル・ダレンベアー (サクラメント・キングス)
アンドレイ・キリレンコ (ユタ・ジャズ) ザック・ランドルフ (ニューヨーク・ニックス)
ルオル・デン (シカゴ・ブルズ) カイル・コーバー (シカゴ・ブルズ)
ジェイソン・テリー (ダラス・マーベリックス) ボリス・ディーオウ (シャーロット・ボブキャッツ)
ショーン・マリオン (ダラス・マーベリックス) ロニー・トュリアフ (ニューヨーク・ニックス)
クリス・デュホン (シカゴ・ブルズ) ケビン・マーティン (サクラメント・キングス)
ヒドゥー・ターコルー (オーランド・マジック) マーク・ガソル (メンフィス・グリズリーズ)
ヤオ・ミン (ヒューストン・ロケッツ) アンダーソン・バレジャオ (クリーブランド・ キャバリアーズ)
パウ・ガソル (ロサンゼルス・レイカーズ) ディケンベ・ムトンボ (NBAレジェンド)
ルーク・ウォルトン (ロサンゼルス・レイカーズ)  

参加選手(キャンパー)

 選手は、NBA、FIBA、参加各国協会により、バスケットボールのスキル、リーダーシップ、スポーツへの貢献等を基に選考されたトッププレイヤー達です。

 日本初開催となる「バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズアジア2012」には、アジア、オーストラリア、ニュージーランドから選出された50名の18歳以下のトッププレイヤーが参加します。

NBA Cares

Basketball Without Borders ASIA 2012

 NBAでは、各地の子どもたちや家族が安全に暮らし、学び、遊ぶことのできる“すこやかなる環境”づくりを目的とした地域貢献活動「NBA Cares」を行っています。

 BWBの一環としても、NBAとパートナー企業は、アメリカ、カナダ以外の53カ所で「すこやかなる環境」づくりを行い、その取り組みは実を結んでいます。

 NBAおよびFIBAは、こうした活動とともに、バスケットボールやゴール、スポーツ用品などを地域のバスケットボール協会やその地域のコミュニティーに寄付してきました。


日程

6月13日(水) キャンプ第1日目
味の素ナショナルトレーニングセンター
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6月14日(木) キャンプ第2日目
味の素ナショナルトレーニングセンター
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6月15日(金) キャンプ第3日目
味の素ナショナルトレーニングセンター
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6月16日(土) キャンプ第4日目
アメリカンスクール・イン・ジャパン
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