「東日本大震災」被災地復興支援 バスケットボール女子日本代表国際親善試合2011(兼 第24回FIBA ASIA 女子バスケットボール選手権 長崎/大村大会 兼 2012年ロンドンオリンピック アジア地区予選 壮行試合)

試合日程・結果GAME

第3戦 福岡大会日本 vs カナダ

試合データ
開催場所福岡市民体育館 コミッショナー橋本 信雄
試合区分第3戦 福岡大会 主審安元 正彦
開催期日2011年8月7日(日) 副審久保 裕紀、小坂井 郁子
開始時間/終了時間15:00/16:39
ゲームレポート
日本代表 68 14 1st 13 61 カナダ代表
15 2nd 14
26 3rd 10
13 4th 24
「東日本大震災」被災地復興支援 バスケットボール女子日本代表国際親善試合2011 第3戦福岡大会。1勝1敗で迎えた最終戦、立ち上がり、日本は相手の#6ショーナ、#13タマラの得点で先行されるが、第1ピリオド終盤に#7三谷が連続3Pシュートを沈め逆転に成功し、主導権を奪う。29-27と2点リードで迎えた後半、日本は#13大神を筆頭に次々とシュートを沈め、第3ピリオドを55-37と大量リードで終える。最終ピリオド、カナダは#13タマラを中心に反撃を開始し、5点差まで詰め寄る。終盤にはファウルゲームに持ち込も、日本は最後まで冷静に攻め続け、68-61。日本が接戦を制し、2勝1敗で大会を終えた。
 
 第1ピリオド、両チームともにミスが目立ち、2分間無得点と重い立ち上がり。カナダは#13タマラのバスケットカウントで先行し、その後は#6ショーナを中心に攻める。一方の日本はシュートまで持っていくも決まらず、我慢の時間帯となる。流れを変える突破口となったのは、交代して出てきた#4名木。果敢にドライブで切れ込みノーマークをつくると、#13大神がジャンプシュートを決め、徐々に立て直す。カナダは高さのあるインサイド、またスティールから速攻につなげ得点を重ねる。しかし終盤、日本も#7三谷が連続3Pシュートを決め逆転に成功し、14-13と日本リードで終了。
 
 第2ピリオド、日本は#13大神の個人技で得点しオフェンスにリズムを掴むと、#12吉田がスピードある攻めから相手のディフェンスを切り崩す。一方、カナダはバイオレーションやショットミスでなかなか得点につなげることができず、苦しい展開。中盤、両チームともに大幅にメンバーを入れ替えると、日本は#9久手堅がドライブからファウルをもらいフリースローで得点する。しかしその後、互いに無得点の時間帯となる。終盤、カナダは#21ミランダ、#13タマラらで得点するのに対し、日本は#15長岡、#5髙田の得点で応戦し、29-27の2点リードで前半終了。
 
 第3ピリオド、日本は#7三谷のアシストから#8石川が先制点を沈めると、#13大神、#5髙田、#8石川と立て続けにジャンプシュートを沈める。残り6分、たまらずカナダはタイムアウトを要求するが、日本の勢いは止まらず、#13大神、#7三谷の連続得点で43-30とリードを広げる。その後もカナダは、ゾーンディフェンスに変えるなど反撃のチャンスを伺うが、日本は落ち着いて攻め得点を重ねる。終盤、カナダは集中力が切れたのか我慢できずにファウルがかさむのに対し、日本は#8石川のカッティングからのジャンプシュート、#15長岡の速攻で加点し、55-37と日本が大量リードして終了。
 
 第4ピリオド、カナダはハーフコートのマンツーマンに戻す。それに対し日本は3Pシュートが決まらず苦しい攻撃が続くが、#14大庭が速攻でバスケットカウントを沈め、なんとか得点を挙げる。一方、カナダは#13タマラが力強いプレイや速攻で得点し、じわじわと点差を詰めると、残り2分には#8スミスが3Pシュートを沈め、ついに5点差まで詰め寄る。その後、日本は#8石川のシュートで点差を広げようとするが、カナダも#13タマラのシュートで食らいついていく。残り1分を切り、カナダはファウルゲームに持ち込むが、#13大神らが確実にフリースローを決め、68-61の7点差で危なげなく勝利した。
 
 本日の入場者数:3,024名