ゼビオチャレンジ
「東日本大震災」被災地復興支援 バスケットボール女子日本代表国際親善試合2012
兼 FIBA女子オリンピック世界最終予選壮行試合

試合日程・結果GAME

【女子 東京大会】日本代表 vs スロバキア代表

試合データ
開催場所国立代々木競技場第2体育館 コミッショナー平野 彰夫
試合区分女子 東京大会 主審宇田川 貴生
開催期日2012(H24)年05月22日(火) 副審ガバラ ボリス、中嶽 希美子
開始時間/終了時間19:00/20:55

ゲームレポート

日本代表 66 8 1st 16 64 スロバキア代表
14 2nd 8
16 3rd 15
18 4th 17
10 OT1 8
ゼビオチャレンジ 「東日本大震災」被災地復興支援 バスケットボール女子日本代表国際親善試合2012 兼 FIBA女子オリンピック世界最終予選壮行試合 第3戦東京大会。両チームともシュートが決まらず、ロースコアな展開が続く。後半、スロバキアは#10クプチコヴァーのインサイドや速攻などで得点を重ねると、日本は激しいディフェンスからスロバキアのミスを誘い、#22長岡、#18川原の3Pシュートなどで食らいつく。第4ピリオドに入ってもリードを何度も入れ替える一進一退の展開となる。試合終了間際、日本#12吉田が1on1からのレイアップで同点にし、この大会初の延長戦に突入。延長戦に入っても、両チームが得点を決め合い、残り14秒で64-64の同点。再延長戦突入かと思われたが、再び日本#12吉田の1on1からのレイアップがブザービーターで決まり、日本が劇的な逆転勝利。この結果により、日本は3連勝でこの大会を終えた。
 
 第1ピリオド、ゲームはスロバキア#15ヴィニュハロヴァーの得点でスタート。高さで勝るスロバキアは、インサイドを中心に攻撃を組み立て得点を重ねる。対する日本は、足を使った激しいディフェンスから速い攻撃を狙うが、ターンオーバーやイージーミスが続き、攻撃のリズムが整わない。ここで日本は昨日好調の#7矢野、#15山田を投入し流れを変えようするが、立て続けにファウルを犯してしまう。逆にスロバキアは着実に得点を重ね、8-16、日本8点ビハインドで終了。
 
 第2ピリオド、日本#16藤吉がインサイドで巧みなプレイを見せこのピリオド最初の得点を決める。その後両チームともシュートを決められずこう着状態に。日本は#11橋本、#17藤原、#19高橋、#21篠原を続けて投入。激しいディフェンスからスロバキアのミスを誘い、#21篠原、#17藤原の連続得点で徐々に日本に流れを掴み始める。スロバキアは美しいボール回しから#10クプチコヴァー、#7チェルナーコヴァーが連続してミドルショットを決め得点するが、ロースコアな展開のまま、22-24で前半を終了。
 
 第3ピリオド、#12吉田が得点し開始早々に日本が同点に追いつく。さらに#5高田の得点で26-24とし、この試合初めてのリード。しかし、日本#6間宮が4つ目、続けて#5高田も3つ目のファウルを犯す。すかさずスロバキアはインサイドを攻め、再び逆転する。日本も#22長岡の3Pシュートやフリースロー、#17藤原の3Pシュートで34-34の同点に追いつくが、その後はなかなか得点が動かないまま、日本#9久手堅がスティールから速攻を決め、38-39、日本が1点ビハインドで最終ピリオドへ。
 
 第4ピリオド、スロバキア#10クプチコヴァーの3Pシュート、日本#5高田のバスケットカウントなど両チームが得点を重ね、たびたびリードが入れ替わる。残り6分、47-46と日本1点リードのところからスロバキアに3Pシュート、スティールからの速攻で47-51と4点差をつけらえたところで、日本はたまらずタイムアウト。タイムアウトあけ、日本は速い攻撃に持ち込み、ファウルを得てフリースローで加点、残り3分で52-51と日本が逆転する。残り2分を過ぎてからは互いに得点しリードが入れ替わるが、スロバキアのフリースローで残り13秒で54-56と日本が2点ビハインドとなり、そのまま試合終了かと思われたが、終了間際、日本#12吉田が1対1からレイアップを決め、56-56で同点とし、延長戦に突入。
 
 延長、開始直後、日本#18川原の遠めの3Pシュート、さらに、日本#21篠原のバスケットカウントが決まり、残り3分30秒で61-58と日本が3点リードする。その後、スロバキア#9ヤルチョヴァーのバスケットカウントなどで逆転を許すが、#18川原の速攻、#12吉田のスティールからの速攻で得たフリースローで同点とする。同点のまま迎えた残り14秒、再延長戦突入かと思われたが、再び日本#12吉田の1対1からのレイアップがブザービーターで決まり、66-64、日本が劇的な勝利を飾り、この大会を3連勝で終えた。
 
 【主な得点者】
 日本代表:#5髙田選手 13得点、#17藤原選手 10得点(3Pシュート 2/3本)、#12吉田選手 7得点
 
 スロバキア代表:#10クプチコヴァー選手 21得点(3Pシュート 1/1本、2Pシュート 7/14本)、#9ヤルチョヴァー選手 12得点(3Pシュート 1/5本、2Pシュート 3/7本)、#15ヴィニュハロヴァー選手 10得点(2Pシュート 4/10)