東日本大震災復興支援
バスケットボール女子日本代表国際親善試合2014

試合日程・結果GAME

【女子 仙台大会】日本代表(FIBA世界選手権) vs モザンビーク代表

試合データ
開催場所ゼビオアリーナ仙台 Xコート コミッショナー 
試合区分女子 仙台大会 主審藤垣 庸二
開催期日2014(H26)年07月30日(水) 副審緒方 崇、熊谷 久美子
開始時間/終了時間18:30/20:00
ゲームレポート
日本代表(FIBA世界選手権) 85 22 1st 15 34 モザンビーク代表
15 2nd 6
28 3rd 6
20 4th 7
 東日本大震災復興支援 バスケットボール女子日本代表国際親善試合2014 仙台大会。両チームともFIBA女子世界選手権大会に向けて、よい形で締めくくりたい本大会の最終戦。女子モザンビーク代表は持てる力を発揮しようとひたむきにプレイするが、シュートをなかなか決められず、また、ターンオーバーも多く、苦しい展開。一方、女子日本代表(FIBA世界選手権)はインサイドに加え、ここ2試合確率の上がらなかった外角のシュートも決まり出し、女子モザンビーク代表を引き離していく。最後まで女子モザンビーク代表を寄せ付けず、85-34で女子日本代表(FIBA世界選手権)が勝利し、本大会を締めくくった。
 
 第1ピリオド、女子日本代表(FIBA世界選手権)は#6間宮、#8宮元、#10渡嘉敷、#11栗原、#13大神、女子モザンビーク代表は#5、#6、#10、#11、#15で両チームマンツーマンからスタート。開始から#11栗原が速攻で前線を走る、3ポイントシュートを狙うなど積極的な姿勢を見せるもシュートは決まらず、開始2分までは両チームともにノーゴール。この展開を打ち破ったのは#10渡嘉敷と#6間宮のハイ・ローからのゴール下シュート。相手のファールを誘いフリースローを#6間宮が確実に2本決める。女子モザンビーク代表も#11の力強いドライブやポストプレイで対抗するも、ターンオーバーが多く、女子日本代表(FIBA世界選手権)に11点のリードを許してしまい、残り3分でタイムアウトを請求する。その後女子モザンビーク代表は3ポイントシュート3本を含め11得点を獲得しなんとか食い下がるも、22-15と女子日本代表(FIBA世界選手権)が7点のリードで第1ピリオド終了。
 
 第2ピリオド、開始1分で女子モザンビーク代表#9の思い切りのよい3ポイントシュートが決まり、続くディフェンスにも勢いが出てくる。そこで女子日本代表(FIBA世界選手権)は#6間宮、#7山本、#13大神を投入。#6間宮がオフェンスチャージングをとるナイスディフェンスをみせるも#13大神のターンオーバーで女子モザンビーク代表#12にワンマン速攻を決められ勢いに乗ることができない。しかし女子日本代表(FIBA世界選手権)は今試合で多いハイ・ローのプレイで#10渡嘉敷のパスから#6間宮がゴール下を決める。対する女子モザンビーク代表はガッツあるプレイが多くみられるもシュートが決まらない。#11の力強いドライブもシュートが入らず、逆に女子日本代表(FIBA世界選手権)#11栗原に速攻で得点を決められ、たまらずタイムアウトを請求する。ひたむきな姿勢で試合を続ける女子モザンビーク代表だが、女子日本代表(FIBA世界選手権)がゴール下での得点を増やし、37-21と16点リードで前半終了。
 
 第3ピリオド、最後まであきらめない女子モザンビーク代表は、昨日女子オーストラリア代表を苦しめたゾーンディフェンスを開始から仕掛ける。しかし、女子モザンビーク代表のターンオーバーを逃さない女子日本代表(FIBA世界選手権)#10渡嘉敷が、速攻でバスケットカウントを奪う。その後#8宮元が3ポイントシュートを沈め、流れに乗れない女子モザンビーク代表はタイムアウトを請求する。その後前半に入っていた3ポイントシュートを放つも入らず、#8のゴール下のプレイで対抗する。それに対して女子日本代表(FIBA世界選手権)#8宮元の3ポイントシュートが決まり始める。さらに追い打ちをかけるように、#14宮澤と#15王のハイ・ロープレイ、#16長岡のドライブ、#13大神の華麗なアシストが次々と決まり、残り2分には女子モザンビーク代表がこのピリオド2度目のタイムアウトを請求。マンツーマンディフェンスに切り替えるも女子日本代表(FIBA世界選手権)の勢いは止まらず、65-27。38点の大量リードで第3ピリオド終了。
 
 第4ピリオド、第3ピリオドの勢いが衰えない女子日本代表(FIBA世界選手権)はゴール下での得点を増やし、さらにリードを広げる。女子モザンビーク代表も#15のポストプレイ、#10の3ポイントシュートなどで対抗するも、勢いのある女子日本代表(FIBA世界選手権)を止める事は出来ない。残り6分を切ったところで、女子モザンビーク代表はオールメンバーチェンジをして試合に臨むも、#15王のゴール下や#4大庭のスピードある速攻など幅のあるオフェンスが出てきた女子日本代表(FIBA世界選手権)が最後まで押しきり、85-34で勝利した。