公益財団法人日本バスケットボール協会

第26回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会、決勝ラウンド5-8位順位決定戦。レバノンと対戦は、序盤から日本#11網野、#9川村らのシュートが次々と決まり、主導権を握る。23-15と日本リードで迎えた第2ピリオド、インサイドから攻撃していたレバノンは3Pシュートに切り換え得点を奪い、28-28の同点。だが、すぐさま日本も交代出場した#4松井が連続3Pシュートを決め突き放す。しかしレバノンもしぶとく詰め寄り、42-41と1点差で前半終了。後半に入ってもどちらも譲らない時間が続く。最終ピリオド序盤、日本は3Pシュートを次々と沈め、リードを11点差まで広げる。だがレバノンも内外バランスよく攻撃し、残り1分、日本はミスからレバノン#15に痛恨の3Pシュートを与え、78-80と逆転される。最後、残り1秒を切ったところで、日本#4松井がフリースローのチャンスを得たが2本とも外し、タイムアップ。78-80、日本は悔しい逆転負けを喫した。
　
　第1ピリオド、日本は#11網野の先制点を挙げると、続けて#9川村がジャンプシュート、#12広瀬が速攻と好スタートを切る。一方のレバノンは攻め手がなく、苦しい時間帯。その間、日本は#13正中3Pシュートなどでリードを伸ばし、開始3分で12-2とリードを奪う。たまらずレバノンはタイムアウトを要求すると、その後インサイドからチャンスを狙い、日本のファウルを得て、得点へと結びつけていく。日本は#11網野の3Pシュート、最後は#6桜井のジャンプシュートを決め、23-15と8点リードし終了。
　
　第2ピリオド、立ち上がり、レバノンは#9、#15が3連続の3Pシュート攻勢で日本に襲いかかり、開始3分半で28-26と2点差に詰められる。さらにミスが続いた日本は、タイムアウトを要求。しかしレバノンの勢いは止まらず、#7にドライブから得点を許し、28-28同点に追いつかれる。その後、日本は#4松井を投入すると、直後に連続3Pシュート、さらにはナイスアシストを見せ、#10竹内(公)がダンクシュートを演出し、36-28とリードを広げる。終盤、レバノンは#9の3Pシュート、#7がインサイドから攻撃を仕掛けると再び点差は縮まり、42-41と辛うじてリードして前半終了。
　
　第3ピリオド、#11網野が速攻やリバウンドから得点し、ゾーンで守る日本は24秒バイオレーションを奪う好ディフェンス。しかし開始3分、レバノン#7のバスケットカウントで同点に追いつかれ、#7のジャンプシュートで逆転され、さらに#4に3Pシュートを決められ48-53とリードを許す。一方の日本も#10竹内(公)が次々とジャンプシュート沈め応戦し、一進一退の攻防のままどちらも譲らない。終了間際、日本#9のジャンプショットで再逆転に成功し、62-61と日本1点リードで終了。
　
　第4ピリオド、立ち上がり、レバノン#14のシュートが決まるが、日本は#9川村がバスケットカウントで再びリードを奪い返す。その後、#13正中、#9川村、#4松井と3本の3Pシュートがテンポよく決まり、残り5分24秒には76-65とリードを11点差に広げる。しかしここからレバノンは#4が果敢に攻め込み日本のファウルを誘うと、さらには#15が3Pシュートを沈め、ドライブからのインサイドと3Pシュートをうまく使い分ける。残り2分58秒、レバノンは#9の3Pシュートで78-76の2点差に詰め寄ると、その後日本はミスからレバノン#15に痛恨の3Pシュートを許し、残り1分6秒78-80と逆転される。両者得点が決まらないまま時間は進み、日本はラストチャンスで#4松井がシューティングファウルをもらいフリースロー。残り0.06秒、決めれば同点延長という場面。だが1本目が外れ、2本目はわざと外してリバウンドを狙うも相手に保持され万事休す。78-80、レバノンに逆転負けを喫した。
　
　明日は大会最終日。日本の最終戦は、9月25日(日)13:30(日本時間14:30)より、チャイニーズ・タイペイと7-8位順位決定戦を対戦する。