第33回男子ウィリアム・ジョーンズカップ

試合日程・結果GAME

男子 予選ラウンドイラン vs 日本

試合データ
開催場所チャイニーズ・タイペイ 新荘体育館 コミッショナー 
試合区分男子 予選ラウンド 主審Fu Shan Tsai
開催期日2011(H23)年08月07日(日) 副審LEE, Sheng-Mo , CHEN, Ying-Cheng
開始時間/終了時間17:00/
ゲームレポート
イラン 77 22 1st 13 58 日本
15 2nd 8
30 3rd 24
10 4th 13
第33回男子ウィリアム・ジョーンズカップ第2戦。本大会黒星スタートとなった日本は、同じく前日、フィリピンに苦杯をなめたFIBAASIA選手権大会2大会連続優勝中のイランと対戦。若きハヤブサジャパンは200cmオーバーを6名擁し、最高身長223cmの超大型チームに選手を入れ替えながら身を呈して守るが、体格とパワー差に押し切られる。スピードで切り裂きイランを翻弄する場面もあるが、終始優位に試合を進められ、58-77で敗れ、2連敗となった。
 
 第1ピリオド、立ち上がりから日本はボールが回らずに単調な攻撃を強いられる。対するイランは218cm#15EHADADIを起点に着々と加点。6-14となった後半、選手を入れ替え、高い位置からプレッシャーと強める日本。するとイランのミスを誘い、一時4点差まで詰める。しかし、ファウルが混み、フリースローでの失点と惜くもボールを失うプレイが相次ぎ、結局13-22で第1ピリオド終了。
 
 第2ピリオド、積極的なプレイを続けたい日本だが、ボディチェックを相次いでファウルとされ、リズムが作れない。対するイランもミスが多発するが、決め所で確実に加点してリードが広がる。日本は身を呈してパワーと高さのイランを守りに行くが、パワーで押し切られる。変わって入った#18富樫、#19渡邊がよく攻めるが、加点に及ばず、21-37で前半を終了。
 
 第3ピリオド、序盤、#11西村のドライブ、速攻からの#10松井の合わせなどでようやく得点がつながる日本。#18渡邊や#10松井の得点で加点していく。その後も変わって入った#17橋本がリバウンドやブロックに積極的に絡みチャンスを作るがシュートが決まらず、もどかしい時間を迎える。ここで#6野口に代わり#18富樫が投入され、機動力を挙げると、早速#18富樫がドライブを切ったところから#17橋本が合わせてバスケットボールカウントを決める。しかし終盤、223cmの#19DAVARPANAHFARDが空間を制して連続得点。ブザーとともに#18富樫のレイアップが決まるが、45-67で最終ピリオドへ。
 
 第4ピリオド、得点が動いた第3ピリオドとは打って変わり、なかなか得点できない日本。その間にイランはインサイドを徹底して突いてくる。日本は身を呈して2人、3人で守りに行くが、異次元の空間でボールを保持される。攻めてはガード陣が素早く切り込むがシュートがこぼれ、追い上げに至らない。しかし日本は最後まで攻撃の手を緩めずに敏速に攻め込み、最後に#17橋本、#18富樫、そして#6野口の3Pシュートで点差を詰め、58-77で試合終了した。
 
 日本は次戦、8月8日13:00から、同じくここまで2敗のアラブ首長国連邦と対戦する。